国土交通省では、今年を「生産性革命元年」と位置づけ、省を挙げて生産性革命に取り組んでおり、建設現場の抜本的な生産性向上を目指して「i-Construction」を推進しています。
今般、「i-Construction」のトップランナー施策の「コンクリート工の規格の標準化」を後押しする技術の普及に向け、国土交通省も参画している機械式定着工法技術検討委員会(事務局:(一社)日本建設業連合会)において、標記のガイドラインを策定致しました。
「機械式鉄筋定着工法」は鉄筋コンクリート構造物の鉄筋組立を容易にし、作業効率を大きく向上させるとともに、鉄筋量を削減できる非常に有用な技術です。
今後、国土交通省の事業において同技術を積極的に活用し、更なる普及を推進していきます。 |
国土交通省では平成28年3月、「コンクリート生産性向上検討協議会」を設置し、現場打ちコンクリート、プレキャストコンクリートそれぞれの施工の効率化を図る技術の普及等について検討を進めております。
技術の普及に当たり、適用範囲や必要性能を明確にした基準類について整備することとなっており、この第1弾として、機械式定着工法技術検討委員会(事務局:(一社)日本建設業連合会)において、「機械式鉄筋定着工法の配筋設計ガイドライン」を策定致しました。
【ガイドラインの概要】
建設現場における生産性向上を目的として、機械式鉄筋定着工法が適切に使用されるよう、主に以下の事項について示しています。
- 適用範囲の明確化
- 用途に応じた設計時の留意点について
(参考:i-Constructionについて)
大臣官房 技術調査課
http://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000028.html