鉄道係員に対する暴力行為や暴力に至らない理不尽な言いがかり、言葉の圧力などのいわゆるカスタマーハラスメントは、鉄道の安全確保や利用者への良質な鉄道輸送サービスの提供に影響を与えるおそれがあり、近年、暴力行為等の防止に関する意識が高まっています。また、利用者に安心して鉄道を利用いただくため、痴漢行為などの迷惑行為に対する取組も重要です。
このため、暴力行為や痴漢行為などの迷惑行為の現状や各社の取組状況の共有等を目的に、令和元年度よりJR及び大手民鉄各社と「迷惑行為に関する連絡会議」を毎年開催しております。
会議においては、全国における鉄道係員に対する暴力行為やカスタマーハラスメントの発生件数、女性専用車両の導入状況を報告するとともに、痴漢などの迷惑行為や鉄道利用マナー向上等に対する取組について情報共有を行っています。
本会議を通じて、関係者との連携を強化し、暴力行為やカスタマーハラスメント、痴漢行為の撲滅に向けて、取組を進めています。
○ 令和5年度:32事業者91路線
○ 令和4年度:32事業者91路線