企業情報 | 清水建設株式会社 | ||||
表彰・認定 | 「生物多様性につながる企業のみどり100選」企業緑地部門 | ||||
緑の取組み | 対象地 | 技術研究所 | 東京都江東区 | ||
対象面積 | 敷地面積: | 16,626 u | うち、緑地面積: | 4,236 u | |
概要 | |||||
対象地は東京駅から南東へ約3.5kmの都心に立地し、敷地の南東側を運河、北西側を道路により囲まれた平坦な土地にあります。もとは決して緑豊かとは言えなかった場所だったため、敷地内地上部の未利用空間だけでなく、建物の屋上や壁面といった人工地盤上の緑化も積極的に推進して緑量を確保するとともに、緑地の約半分にあたる2,175m2をビオトープ型の緑地として整備することで、都市の生物多様性に寄与する質の高い緑化に取り組みました。 本緑地は、都市環境改善に貢献する緑化・生態系保全技術を確立する場、都心における生物多様性再生の可能性を御理解いただくショールーム、児童・学生に向けた環境教育・科学教育(シミズ・オープン・アカデミー)の場としての役割も果たしています。また緑化計画を研究員自らが作成するとともに、その施工から維持管理、モニタリング調査まで積極的に関与しています。計画に際しては、敷地の比較的近隣に位置する清澄庭園や木場公園、仙台堀川公園、横十間川親水公園、辰巳の森海浜公園、夢の島公園などコアとなる大型緑地と、それらをつなぐポケットエコスペースや運河などとのネットワーク化を図っています。また、社員が順応的に維持管理作業及びモニタリングを行っています。 |
![]() 全体図 |
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![]() 全体写真、中央が再生の杜 |
![]() 採餌のために飛来したカワセミ |
![]() 約1ヵ月滞在したゴイサギ幼鳥 |
![]() 浮島で誕生したカルガモ |
![]() ビオトープ池内の魚 |
![]() 埋土種子緑化で出現したタヌキマメ(絶滅危惧種) |
![]() 近隣小学生の見学会(毎年) |