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国土交通省 都市局 公園緑地・景観課
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
 
 
企業情報 東邦ガス株式会社
 
表彰・認定 「生物多様性につながる企業のみどり100選」企業緑地部門
緑の取組み 対象地 知多緑浜工場 愛知県知多市
対象面積 敷地面積: 302,461  u うち、緑地面積: 62,927  u
概要
当工場は名古屋港の南5区埋立地(約110.7ha)にあります。南5区埋立地は、知多市の居住区域や知多市臨海工業地帯とそれぞれ300mほどの橋で繋がった出島で、居住区域にある田畑・ため池・社寺林などの緑地環境、橋を挟んで北にある工場地帯の100mグリーンベルト、および同じ南5区埋立地で隣接する「新舞子マリンパーク」の緑地帯と、広域的な緑のネットワークをなしています。
当工場の緑地は、約6haのエリアにアラカシ、クロマツ等の郷土種を中心に植栽しており、また工場周辺の公園や緑地などと緑のつながりを形成し、野生動物が移動しやすい環境づくりに配慮しています。この緑地の中に、盛土緑地(幅100m、長さ300m、高さ10mの小山)を中心とした約3haのまとまった緑地があり、その一部のエリア(約7,500m2)を、動植物への配慮を特に重視したビオトープエリアとして造成しています。このビオトープエリアは、@小山の天場からふもとまでの樹林帯、A小山のふもとに造成した約850m2の池、B池の水を引き出して造成した約90m2の湿地、C水辺を囲む緑地の4要素で連続的に構成されます。池は、広い水域(約710m2)と狭い水域(約140m2)からなるひょうたん状で、広い水域の脇に湿地を設け、狭い水域は樹林で囲んでいます。池の水には工業用水を利用し、小山の法面から狭い水域に少量ずつ流れ込み、広い水域でオーバーフローするように配しています。この緑地は、平成12年3月に造成したものです。
当工場は東邦ガスの3番目のLNG工場として建設され、平成13年に操業を開始しました。クリーンなエネルギー・天然ガスをお客様に届ける工場として、地域の環境保全へより一層貢献すること、工場周辺の自然環境保全へ貢献すること、及び地域や社員への環境啓発の場として活用すること等を目的に、生物多様性保全活動に取組んでいます。
近隣環境西よりH21.10の画像
近隣環境西よりH21.10
工場全景東よりH21.10の画像
工場全景東よりH21.10
盛土緑地H21.7の画像
盛土緑地H21.7
管理センター屋上緑化H21.7の画像
管理センター屋上緑化H21.7
プラザと盛土緑地H21.7の画像
プラザと盛土緑地H21.7
ビオトープH12.3の画像
ビオトープH12.3
ビオトープH21.7の画像
ビオトープH21.7
マメナシH21.4の画像
マメナシH21.4