企業情報 | 興和不動産株式会社 | ||||
表彰・認定 | 「生物多様性につながる企業のみどり100選」都市づくり部門 | ||||
緑の取組み | 対象地 | 赤坂インターシティ・ホーマットバイカウント | 東京都港区 | ||
対象面積 | 敷地面積: | 8,020 u | うち、緑地面積: | 2,358 u | |
概要 | |||||
本施設は東京都総合設計制度を導入し、14階までがオフィス、16階から29階までが住宅となる複合超高層ビルとして、平成17年に竣工されました。 敷地は東京都心赤坂の表通りから一歩内側に入ったエリアで、赤坂麻布台地の一端から溜池の低地部に降りる地形の変化点に位置し、敷地内には都心部では貴重となった斜面緑地を残します。台地下の商業・オフィスの賑わいと、台地上の閑静で品格ある居住エリアが共存する赤坂らしいたたずまいの中で、緑豊かな環境を享受できる街づくりをテーマとし、周辺の地形や緑との調和を図りました。 敷地の大半を建築低層部の躯体が占めるため、実際には外構緑地の大半は躯体上の屋上緑化(2階レベル)に相当します。ただし、敷地の高低を利用して周辺地盤と連続するよう工夫しているため、既存斜面緑地とも一体化し、街路からも段差なく訪れることのできる緑地となっています。中心には、池とせせらぎからなる水景を設けて、水辺から斜面緑地までが連続したエコトーンを形成しています。 高木478本、中木176本、低木1878株、地被1954u(約130種)の植栽は、比較的緑の多い当該エリアにあっても、その量、質において中心的、拠点的役割を担う規模になったといえます。 風条件の厳しい超高層の上層部(16階および最上部29階)にも、風防ガラスに守られた屋上庭園を設けています。魅力的で親しまれるプライベートガーデンとするために、中低木、地被類(宿根草)だけではなく、高木を含む多種多様な植栽としているが、このような超高層上部に植樹することは、それまでに経験のない新たな試みでもありました。 |
![]() 全体図 |
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![]() 全体写真 |
![]() 屋上緑化(池から斜面緑地) |
![]() 建築躯体上に再生した斜面緑地 |
![]() 散策路 |
![]() 水景(せせらぎ) |
![]() 北側街路沿い |
![]() オフィスエントランス |
![]() 竹の小みち |