| 企業情報 | 
          サンシティ管理組合、三井不動産住宅サービス株式会社、   三井不動産レジデンシャル株式会社、株式会社日本設計  | 
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| 表彰・認定 | 「生物多様性につながる企業のみどり100選」都市づくり部門 | ||||
| 緑の取組み | 対象地 | サンシティ | 東京都板橋区 | ||
| 対象面積 | 敷地面積: | 124,000 u | うち、緑地面積: | 45,000 u | |
| 概要 | |||||
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          本サイトは、東京都板橋区中台の武蔵野台地と荒川低地の境界部に位置し、比高15mの斜面地を含む起伏に富んだ地形を有しています。斜面林を残して地上4階から25階建ての中高層マンション14棟が建設された、住戸数1877戸、居住者6200人の高層団地です。 既存の武蔵野林1.5haと、地形の造成とともに再生された3.0haの雑木林が含まれ、中央部および住宅棟周辺の緑地には、幹周3.5mのスダジイを含む170種類を超える樹木、草花の植生が確認される。都会の只中にありながら、広がりと厚みをもった豊かな樹林を形成し、微地形の変化とあわせて自然性の高い多様な植生環境を生み出しています。 緑を住民全体の共有財産と位置づけ、1977年の入居開始以来30年余の歳月をかけて、住民自らの意思、手による森林保全の試み、グリーンボランティア活動を発案、継続させています。この活動が中心となって、進行する林相変移をコントロールしながら、住環境の維持と、恵まれた自然の両立が図られています。 「資源循環型の管理」という目標を掲げたグリーンボランティア活動は、間伐材や落ち葉の利活用を推進しています。夏祭りなどのイベントとの一体化や、緑のシンポジウム開催によって住民の合意形成を図るなど、様々な工夫を重ねて森の知識を向上し、活動の継続、拡大を実現させています。 造園業者による専門的な維持管理に、住民参加を結びつけ、効果的な作業分化、協働によって全体の維持管理クオリティの向上に成功しています。  | 
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          全体図  | 
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          全体写真  | 
        
           
          竣工時の姿  | 
      
           
          平成20年の状況  | 
        
           
          林内に咲くキツネノカミソリ  | 
      
           
          堆肥づくり  | 
        
           
          大径木(スダジイ)の樹勢回復処置  | 
      
        
        