トップページ  >  優良な取組み事例  >  事例一覧  >  グランドメゾン東戸塚
国土交通省 都市局 公園緑地・景観課
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
 
 
企業情報 積水ハウス株式会社、株式会社石勝エクステリア
 
表彰・認定 「生物多様性につながる企業のみどり100選」都市づくり部門
緑の取組み 対象地 グランドメゾン東戸塚 神奈川県 横浜市
対象面積 敷地面積: 53,154  u うち、緑地面積: 14,913  u
概要
本サイトは、JR横須賀線「東戸塚」駅から徒歩10分に位置する面積5.3haの敷地で、小高い丘の上にあります。東戸塚駅周辺は、1960年代頃から始まった大規模開発により、住宅都市として発展しましたが、当該地は企業の研究施設であったため、駅から至近であるにもかかわらず、分割されずにまとまった土地と、そのなかの樹林地が残されていました。
樹林地の植生は、南関東に良<見られる暖帯性の照葉樹林であるシラカシ、アラカシ、ヤブツバキ等の林、ケヤキ、エノキ、コナラ、クヌギ等の雑木林、スギ、ヒノキの林、マダケの竹林それにソメイヨシノ、ウメ、ヒメシャラ等の観賞用に植栽された樹木が混然として存在するもので、その大部分が長らく維持管理の手が入らず放置された状態でした。
この地に、大型の集合住宅を整備するに当たっては、市街地の中の貴重な緑である樹林の保全と、その恩恵を居住者と近隣住民が享受できることを最重点として計画策定に取組みました。まず、「既存樹林の保全とともに郷土の自然に配慮した緑地=里山の再創造こそが生物多様性の保全に通ずる」と考え、樹林地を含む全体の緑地が、周辺地域の緑地と繋がりを構成し、生物の「個体」、「種」、「生態系」を維持する生息の場として再構築され、居住者のみならず近隣住民にも生態系の恵みを享受してもらうとともに自然的環境の体感フィールドとして活用してもらうことを目的に計画策定ならびに整備を行いました。
全体図の画像
全体図
復活したサクラ並木の坂の画像
復活したサクラ並木の坂
しがら柵と落葉プールの画像
しがら柵と落葉プール
保全林と散策路の画像
保全林と散策路
二次元コード付き樹名板の画像
二次元コード付き樹名板
創出緑地(エントランス付近)の画像
創出緑地(エントランス付近)
創出緑地(既存樹の移植保全)の画像
創出緑地(既存樹の移植保全)
創出緑地(センターガーデンの緑化)の画像
創出緑地(センターガーデンの緑化)
創出緑地(枯れ流れ)の画像
創出緑地(枯れ流れ)