企業情報 | 株式会社日立総合経営研修所 | ||||
表彰・認定 | 「生物多様性につながる企業のみどり100選」企業緑地部門 | ||||
緑の取組み | 対象地 | 株式会社日立総合経営研修所 | 千葉県我孫子市 | ||
対象面積 | 敷地面積: | 49,112 u | うち、緑地面積: | 39,724 u | |
概要 | |||||
当研修所は、日立製作所の創立50周年に、経営者を育成することを目的として建てられたもので、1962年6月に本館が完成し、その後1972年6月に別館が完成しました。開設当時は、このような自社専用の管理職のみを対象とした研修施設は日本で最初の試みで「日本初の重役学校」と新聞紙上等で、本館が大きく報道されたこともあります。庭園は研修に相応しい環境を提供するために、我孫子の地形である丘陵と、手賀沼に続く斜面林を活かした自然庭園として造園されました。 研修所の敷地は、公道を挟んで2つに分かれており、研修所本館(東側)と研修所別館(西側)に分かれています。 @研修所本館側敷地(東側) 原生種である松の木が敷地を取り囲むように残してあり、その内側には、研修参加者の記念植樹が植えてあります。1962年の第1回から、1970年までの50回までの研修参加者が研修の参加記念に植樹しました。正門付近にある巨大なヒマラヤスギをはじめとして、モクレン、ツツジ、ムクゲ、シイ、ツゲ、モッコク、モクセイなどが植樹されています。 A研修所別館敷地(西側) 南側の低地には湧水池があり、初夏にはアヤメが咲く。池の傍らにはラクウショウが生えており、木の周辺には大気中から空気を吸うための「気根」といわれる根を出しています。また、アスカイノデ(シダ科)なども生えている。庭園の丘の部分は、モウソウタケの林もあります。 環境保全の目的を以下のように考えています。 @研修所として相応しい環境の維持 A我孫子市が保全に力を入れている手賀沼からの景観を維持するために、丘陵の斜面林の景観の維持に努める B研修所敷地の周辺は住宅地となっており、周辺の緑地が少なくなっているため保存が必要 |
![]() 全体写真 |
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![]() 研修所(左側)と道路の境界 |
![]() 正門付近のヒマラヤスギ |
![]() 本館前庭園 |
![]() 湧水池付近 |
![]() 当社敷地内からの手賀沼の眺め |
![]() 竹林 |
![]() 手賀沼からの景観 |