企業情報 | 三五コーポレ−ション株式会社 | ||||
表彰・認定 | 「生物多様性につながる企業のみどり100選」企業緑地部門 | ||||
緑の取組み | 対象地 | ECO35 (エコサンゴ) | 愛知県名古屋市 | ||
対象面積 | 敷地面積: | 15,069 u | うち、緑地面積: | 4,981 u | |
概要 | |||||
この施設のある名古屋市熱田区の金山界隈は昔から金属加工の盛んな土地柄として知られています。ECO35と名づけられたこの一連の施設は、自動車のマフラーを主力製品とする弊社が、本社工場跡地の再開発で建築したものです。この施設のある熱田台地は、熱田神宮の森、高蔵公園や熱田公園の古墳にも見られるように緑豊かな土地で、清浄な湧水を豊かに湛えていました。かつてこの地は水と緑に囲まれた命あふれる土地でした。今では面影もなくなった都心の土地に自然豊かな古の姿を取り戻すこと。これがこの計画のコンセプトです。 森の回復 いにしえの熱田台地を覆っていた潜在植生の中から50種以上が選ばれ、延べ2,000人以上の社員や建設関係者、地域の子供たちの手で18,000本の苗木が植えられました。植樹から4年が経過した現在、木々は生長を競い合い、すでに人の進入を拒む小さな森に成長しています。 水辺の回復 精進川の湧水の代わりに、工業用として使われていた井戸を活用して地下70mから汲み上げた水を除鉄濾過して使用しています。生物の多様性にあふれた水辺を施設の中心に据え、昔はどこにでもあった野原や溜め池をイメージして在来種だけで構成しています。ビオトープは地元の子供たちも積極的に参加して作られ、近隣学区の児童の遠足や社会見学の場所としても期待されています。 |
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