企業情報 | 株式会社琵琶湖ホテル | ||||
表彰・認定 | 「生物多様性につながる企業のみどり100選」企業緑地部門 | ||||
緑の取組み | 対象地 | 琵琶湖ホテル | 滋賀県大津市 | ||
対象面積 | 敷地面積: | 32,000 u | うち、緑地面積: | 330(緑地全体4,200) u | |
概要 | |||||
2009年12月、琵琶湖ホテルの湖側植栽スペースに、多様な生物の宝庫である棚田の畦≠モチーフに約130種類の里山の植物を植栽しました。 ボードウォークと呼ばれる散策路にある植栽スペースの長さは約155メートル、琵琶湖や比叡山・比良山系が一望できる場所にあります。 多様な生命体を有する環境を作り出すとともに、地域の人々やホテルを訪れるお客様に滋賀の原風景ともいえる「里山の四季」を感じる小さな旅をお楽しみいただく寛ぎの空間を生み、またレストランで提供している棚田米のできる環境へお客様に思いを馳せていただき、里山環境への関心を持っていただくきっかけとなることを目指しています。 植栽の方向性は、 ・季節の移ろいと共に途切れず花の見頃を迎える「連続性」 ・貴重な生物の宝庫である田んぼのあぜ≠モデルにした自然の「リズム」 ・在来種を中心に西洋的なガーデニングを取り入れた魅せる「演出」 を重視しました。 また、植栽のモデルは、大津市仰木と高島市畑にある棚田の畦≠中心とした里山環境をお手本にしました。 移ろいゆく四季の花に感性をふるわせ、虫の音に心癒され、自然のリズムに営みの時期を知る、駆けっこをしながら手摘み興じた草笛や花輪、山菜や薬草として活用してきた知恵。かつて身近にあった草花との関係を紡ぎ、琵琶湖観光の拠点として物語を紐とくように観光から環境へ心豊かな時を体感いただければと願っています。未来の風景として寛ぎの空間をプロモートするとともに、館内レストランのディスプレイにも使用し、ご来館いただいたお客様に見頃の草花をご案内しています。 |
![]() 全体図 |
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![]() 全体写真 |
![]() レストランからも愛でることができる |
![]() 湖と空のコントラストが美しい菜の花畑 |
![]() 地元の人による指導とスタッフによる手入 |
![]() 春から咲きはじめたノアザミ |
![]() 秋の七草のひとつ、オミナエシ |
![]() 着物の染色の下絵に使用した青花 |
![]() ディスプレイに使用したカリガネソウ |