トップページ  >  優良な取組み事例  >  事例一覧  >  大堀川防災調節池、市野谷調整池
国土交通省 都市局 公園緑地・景観課
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
 
 
企業情報 独立行政法人都市機構 千葉地域支社
 
表彰・認定 「生物多様性につながる企業のみどり100選」都市づくり部門
緑の取組み 対象地 大堀川防災調節池、市野谷調整池 千葉県流山市
対象面積 敷地面積: 2,860,000  u うち、緑地面積: 126,000  u
概要
流れ山新市街地地区に隣接する市野谷の森(通称「おおたかの森」)では、オオタカの生息が確認されたことから、生息環境に配慮するため、県立公園として都市公園事業(約19.3ha)と土地区画整理事業(約5.7ha)で区域を分担して、約25haの保全を図ることとなりました。駅名も「流山おおたかの森」となり、街全体でオオタカをシンボルとしたまちづくりが進められています。

当地区の東側は大堀川防災調節池、西側には市野谷調整池が計画されており、地区の重要な水辺空間として整備される計画となっています。
大堀川防災調節池と市野谷調整池は、市が策定した「生物多様性ながれやま戦略」における重点地区(市野谷の森地区)の拠点にも位置づけられています。

暫定形で整備されていた市野谷調整池周辺は、セイタカシギをはじめ、様々な水鳥が飛来するなど、多様な生物の生息空間となっていました。そのため、本調整池の整備に際しては、現在の環境の維持を目的として、地元で活動しているNPOとともに整備計画を再検討し、ミティゲーション手法を取り入れた工事手順を採用して、自然の再生を目指しています。

大堀川防災調節池については、地域住民、有識者(大学、NPO等)、県、市、URからなる「大堀川防災調節池美しい水辺づくり懇談会」を発足し、整備方針を検討するとともに、「水辺づくりの会(準備会)」を発足し、地域主体の本格的な地域活動の実践に向けて、植樹祭、自然観察会等の活動を実施しています。

市野谷の森の保全と2箇所の水辺空間の再生を通じて、地域の骨格を形成するとともに、これらを拠点としてネットワークを図る取り組みです。
全体図の画像
全体図
全体写真の画像
全体写真
市野谷の森の画像
市野谷の森
市野谷調整池(現在)の画像
市野谷調整池(現在)
セイタカシギの画像
セイタカシギ
大堀川防災調節池(現在)の画像
大堀川防災調節池(現在)
大堀川美しい水辺をつくる会(準備会)の活動 〜親子で植樹祭〜の画像
大堀川美しい水辺をつくる会(準備会)の活動 〜親子で植樹祭〜
大堀川美しい水辺をつくる会(準備会)の活動 〜自然観察会〜の画像
大堀川美しい水辺をつくる会(準備会)の活動 〜自然観察会〜
桜移植の画像
桜移植