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国土交通省 都市局 公園緑地・景観課
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
企業のみどりの保全・創出に関する取組みの表題の画像
 
 
企業情報 独立行政法人 都市再生機構 
 
表彰・認定 「生物多様性につながる企業のみどり100選」都市づくり部門
緑の取組み 対象地 団地居住者との協働による「どんぐり山」の保全・育成(シャレール東豊中団地再生事業) 大阪府豊中市
対象面積 敷地面積: 59,300  u うち、緑地面積: 25,500  u
概要
どんぐり山・きのこ山は、昭和35年に東豊中第一団地が建設された当時、保全された雑木林で、団地の建替えに際しても保全した林です。

建設当時の樹木構成は、クロマツ・アカマツ等の針葉樹とアベマキ、コナラの落葉樹を主体とし、クロガネモチ・アラカシなどの常緑樹が混入したもので、現在でもアベマキを主要な構成種としたアベマキ−コナラ群集の林で、関西の代表的な雑木林のひとつです。
かつての山は、多様な木々や下草が生い茂り、たくさんの生き物を育む元気な林でしたが、近年、防犯上の観点から下草を刈ったため落葉や表土の流失により、先枯れが目立つようになり、林全体が衰退した状態となりました。そこで、 団地再生事業に伴い、どんぐり山・きのこ山の自然環境の把握すると共に、どんぐり山・きのこ山を考える「緑のワークショップ」を開催し、森を保全・育成していくための方策を団地居住者と共に検討することにより、生物多様性の保全と団地・地域コミュニティの醸成を目的としています。
全体図の画像
全体図
全体写真の画像
全体写真
どんぐり山全景の画像
どんぐり山全景
きのこ山全景の画像
きのこ山全景
森の散策会(整備前)の画像
森の散策会(整備前)
落ち葉ダムづくりの画像
落ち葉ダムづくり
空石積による土砂の流出防止の画像
空石積による土砂の流出防止
植樹会(整備後)の画像
植樹会(整備後)
小学生による森の育成記録会の画像
小学生による森の育成記録会