| 企業情報 | トヨタ自動車株式会社 | ||||
| 表彰・認定 | 
          平成21年度「緑の都市賞」国土交通大臣賞 緑の拠点づくり部門 「生物多様性につながる企業のみどり100選」企業緑地部門  | 
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| 緑の取組み | 対象地 | 堤工場 | 愛知県豊田市 | ||
| 対象面積 | 敷地面積: | 1,130,000 u | うち、緑地面積: | 183,000 u | |
| 概要 | |||||
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          「自然を活用し、自然と調和する工場」を目指し、本来生息・生育した動植物に配慮しながら、工場内にその土地本来の樹種で構成される森や川を作り、地域の生態系が回復することを目的として森づくりを行っています。対象地では、森の中の工場を実感できるよう、緑と水の配置、建物の屋上・壁面緑化、駐車場緑化、外周部緑化など様々な緑化の取組みを行っています。一方で、地域本来の自然を回復させるためには、地域と一体となった活動が必要と考え、工場の森づくりを通して、活動の理解を深めるとともに環境意識の向上を狙いとしています。 生物への配慮 緑だけでなく流れや池を含むビオトープを整備し、多様な自然を創出しています。 地域生態系との調和 工場の外周では土地本来の森で生態系を守り、正門、公道沿い、構内などでは人との関わりを重視した景観形成を行っています。生態系を重視したエリア以外でも地域樹種を主に使用することで、緑の質にもこだわっています。 自然調査 生態系のモニタリングに関し、工場周辺の神社などで動植物調査を行い、指標となる動植物を選定しました。 地域社会との連携 地域と一体となった活動を進めるために、積極的に施設の開放を行っています。植樹祭では地域住民と一緒に植樹を行い、このエリアは常時開放しています。また、ビオトープのオープン時には子供たちとのクロメダカの放流などの環境学習を実施しています。 また、その後ビオトープの中で地域の方と米づくりを行い、蛍を育てる環境づくりなどで地域交流につとめています。 景観向上、省エネへの取組み 駐車場の床面緑化など緑の量を増やすことで景観を向上させています。また、来客用の施設の屋上を緑化し、景観を向上するだけでなく、屋上に設置している太陽パネルの温度損失を抑えることで発電効率も向上しています。  | 
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          全体図  | 
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          植生調査  | 
        
           
          屋上緑化  | 
      
           
          芝生広場と緑道  | 
        
           
          モニタリング調査  | 
      
           
          植樹祭  | 
        
           
          ビオトープでの田植え  | 
      
        
        