事故報告書のデータ化、傾向分析、対策立案を演習形式で学習する研修教材(以下、「研修教材」という。)は、運輸事業者の皆様が自社の事故分析要員の力量向上に役立てることを目的に開発を行っていますが、使用に際しては、予め以下の事項をご覧ください。
この研修教材は、自動車モード、特にトラック輸送を念頭に置いて作成していますが、バス、ハイタク事業の事故分析要員にも十分活用できる内容となっています。 また、その他のモードであっても分析手法を学習する観点からは、業務に役立てるよう配慮して作成してあります。
研修教材は、講師用と研修生用とで異なる内容となっています。研修を主催される担当者は、まず講師用教材1.をご覧頂き、研修の全体像をご理解下さい。
(1)講師用教材
(2)研修生用教材
研修は約7時間。1日で集中するより2日間で実施する方が高い研修効果が期待できます。
(1)研修日程の例示
講師1名が研修生4名を担当する場合は、以下の流れになります。
1. 講師による説明:30分間
2. 演習(データ入力、傾向分析、対策立案):270分間
3. 発表・講評(4名中2名発表として1名30分間×2名):60分間
4. 全体説明:40分間
(2)講師と研修生の人数(推奨)
講師1名で対応できる研修生は20名程度が上限と思われます。また、上記(1)3.の発表・講評は、研修効果の観点から講師1名につき研修生4名程度が上限と思われます。
1. 研修生1名につきエクセル2007又は2010インストール済みPC:1台
2. 研修生全員につきプリンター:1台