平成18年度国土施策創発調査費
首都圏郊外の新しい環境空間の創造方策と管理に関する調査
1.趣 旨
経済成長期に急激な人口集中により形成されてきた首都圏郊外は、量的拡大を基調とする開発効率性を重視した構造となっており、地域総体としての自然環境面や居住環境面に課題を抱えている。また、首都圏郊外の住宅地では、高齢化、空洞化が進行し、近い将来地域の活力低下、荒廃を招くことが懸念されている。一方で、本格的な成熟社会を迎える中、自然環境の豊かさや、良好な生活環境・景観を享受できる郊外・田園居住を望むニーズも高まっており、首都圏郊外に良好な社会ストックを整備して後世に引き継いでいく必要がある。
そこで、本調査は、日本の活力の維持、発展に欠くことのできない首都圏郊外部の健全な発展に向け、持続可能な社会の実現に資するよう、首都圏南西部でモデル地区を何箇所か取り上げながら具体的に検討することによって、新たな環境空間の創造や整備方策とその管理・マネジメントのあり方を提示するものである。
2.事業概要
(1) 郊外市街地の土地利用の展望
(2) 首都圏郊外において目指すべき生活像、地域像
(3) 緑地等の形成・整備手法と管理のあり方
(4) オープンスペース創出と緑豊かな生活空間整備手法の検討
(5) 都市農業の展開手法の検討
(6) 防災など首都圏の安全性向上手法の検討
(7) モデル的な事業展開に向けた検討
3.問い合わせ先(◎は幹事府省)
◎国土交通省都市・地域整備局大都市圏整備課
пi代表)03-5253-8111 内線32333
農林水産省農村振興局農村政策課
пi代表)03-3502-8111 内線4655
4.報告書
要約編
本編(生活空間分野)
本編(水・緑、レクリエーション等分野)
本編(広域防災分野・物流分野)
広域防災分野
物流分野
本編(都市農業分野)