港湾

資源・エネルギー・食糧等の安定的かつ安価な輸入の実現に向けた効率的な海上輸送網の形成

 新興国の急速な経済成長等に伴い、世界における資源・エネルギー・食糧等の需要が急増している。我が国の産業や国民生活に必要不可欠な資源・エネルギー・食糧等を海外からの輸入に依存している中で、港を通じてこれらの物資の安定的かつ安価な輸入を実現し、我が国産業の国際競争力を強化するとともに、雇用と所得の維持・創出を図ることは、我が国の重要な課題の一つである。
 このため、安定的かつ安価な輸入の実現に資する大型船に対応した港湾機能の拠点的確保や企業間連携の促進等により、国全体としての安定的かつ効率的な資源・エネルギー・食糧等の海上輸送網の形成を図る。

国際バルク戦略港湾について

 国際バルク戦略港湾においては、品目ごとの特性を勘案し、ばら積み貨物の輸入拠点が背後産業の立地と密接に結びついていることや拠点の絞り込みによる物流効率化の効果を発揮するために産業立地の再配置や企業間連携の強化等が必要になることに鑑み、「選択と集中」の合理性・実現可能性を十分精査した上で、穀物にあってはパナマ運河の拡張を見据えつつ、パナマックス級以上の船舶が、鉄鉱石にあってはVLOC級の船舶が、石炭(一般炭)にあってはケープサイズ級の船舶が、それぞれ入港することが可能となるよう港湾機能の拠点的な確保に取り組むとともに、民の視点を取り込んだ効率的な運営体制の確立、船舶の運行効率改善のための制限の緩和、港湾間や企業間の連携の促進に取り組む。
 国際バルク戦略港湾選定の経緯について
 国際バルク戦略港湾の選定結果について

特定貨物輸入拠点港湾について

 輸入拠点としての機能を高めるべき港湾を国土交通大臣が特定貨物輸入拠点港湾として指定する。ばら積み貨物の海上運送の共同化の促進に資する当該港湾の効果的な利用の推進を図るため、関係者が連携して、特定貨物輸入拠点港湾利用推進協議会等を活用しつつ、特定利用推進計画を作成し、当該計画に定めた取り組みを促進するとともに、継続して当該計画の進捗状況の確認を行う。
 特定貨物輸入拠点港湾においては、荷さばき施設等の取得に係る固定資産税等の特例、港湾区域内の工事等の許可等の特例、荷さばき施設の共同化を図るための協定に係る特例といった法令上の特例措置を受けることが可能となる。

資源・エネルギー・食糧等の安定的かつ安価な輸入の実現に向けた効率的な海上輸送網の形成におけるこれまでの取り組み

平成21年12月15日
 第1回 国際バルク戦略港湾検討委員会 開催
平成22年  6月  1日
 国際バルク戦略港湾を募集
平成23年  5月26日
 第15回 国際バルク戦略港湾検討委員会 開催
平成23年  5月31日
 国際バルク戦略港湾の選定結果を公表

平成25年12月  1日 
 「港湾法の一部を改正する法律」 施行
 「港湾法施行令の一部を改正する政令」 施行
 「港湾法施行規則及び港湾の施設の技術上の基準を定める省令の一部を改正する省令」 施行
平成25年12月19日
 小名浜港を特定貨物輸入拠点港湾(石炭)に指定 
平成26年  1月  6日
 「港湾の開発、利用及び保全並びに開発保全航路の開発に関する基本方針」 告示
平成28年 2月24日
 釧路港を特定貨物輸入拠点港湾(穀物)に指定 

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課産業連携企画室
電話 :(03)5253-8111(内線46434,46433)
直通 :(03)5253-8673

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