海事

新たな船舶検査・測度制度の構築に向けた検討会

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デジタライゼーションが急速に進展している状況下、船舶検査・測度の受検者が効率的な受検や品質向上の観点においてそのメリットを最大限享受出来るよう、新たな船舶検査・測度制度の構築に向けた検討会を立ち上げ、制度改正も視野に取組を本格化します。

検討会の立ち上げ

○ 「第4次産業革命」と呼ばれる動きが世界的に活発化しておりデジタライゼーションへの対応が求められる状況下、長い歴史を有する船舶検査・測度の分野においても、これまでのやり方では困難であった大幅な合理化や一層の品質向上が具体的に実現出来る可能性が高まってきているものと考えられます。
○ 6月1日(金)に交通政策審議会海事分科会海事イノベーション部会で取りまとめられた「海事産業の生産性革命の深化のために推進すべき取組について」の中にも、「海事産業のデジタライゼーションへの対応」のひとつとしてこのような観点が位置づけられていますが、現状においては、[1]遠隔技術等の新技術を活用した船舶検査・測度、[2]IoTデータ・画像を活用した船舶検査・測度、[3]電子証書の導入・手続きの電子化といったテーマが想定されるところです。
○ このような趣旨から、海事分野のみならず他分野からの参加も得た新たな検討会を設置し、船舶検査・測度の制度改正も視野に取組を本格化します。
 

検討会メンバー

 一般財団法人日本海事協会 執行役員技術研究所長 松 本 俊 之
同上 執行役員検査本部長 河 関 良 則
 三菱造船株式会社 取締役常務執行役員 北 村 徹
 阪神内燃機工業株式会社 取締役執行役員 田 中 孝 弘
 一般社団法人日本船主協会 常務理事 大 森 彰
 株式会社ディー・エヌ・エー 執行役員オートモーティブ事業本部長 中 島 宏
 (事務局) 国土交通省海事局検査測度課

開催実績

第1回検討会

   日時:平成30年6月26日(火) 14:00~16:00
   議題:
    (1) 検討会の設置と検討の進め方について
    (2) 船舶検査・測度の概要と改革の方向性について
    (3) 個別テーマに関するプレゼンテーションと意見交換
   議事要旨

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