海事

海洋開発関連産業の振興・海洋人材育成

新着情報


海洋開発の概要
 石油や天然ガスといった海底の資源の採掘等を行う海洋資源開発は、人口増や途上国の経済発展を背景としたエネルギー需要の増加により、中長期的には拡大すると見込まれています。海洋資源開発では、調査・探査から生産・輸送に至るまで、その目的に応じて様々な特殊船舶や海洋構造物が用いられ、また、その運用ノウハウも必要となるため、この分野への挑戦は、造船業や海運業などの日本の海事産業に高い波及効果をもたらすことが期待されます。
(クリックすると拡大されます)                      
 このため、国土交通省海事局では、この海洋資源開発分野への挑戦を後押しするため、民間事業者による技術開発の支援を行うとともに、この分野で活躍する人材を育成するための取り組み等を進めています。

海洋開発に携わる人材の育成

 海洋資源開発分野では多くの船舶や海洋構造物が用いられることから、四面を海に囲まれた日本が培ってきた海運や造船のノウハウを活かすことができます。しかしながら、海洋から石油・天然ガスを採掘するフィールドが日本近海にはほとんど存在しないこともあり、海洋開発に関する技術・ノウハウを持つ技術者は不足しています。
 
 このため、国土交通省海事局では、海洋開発に必要となる資源、造船、機械、電気など広範にわたる知識を体系的・包括的にカバーする専門カリキュラムや教材の作成などの取り組みを進めています。これらの取り組みを通じ、海洋資源開発の基盤となる人材の育成システムを構築することで、我が国海洋産業が必要とする人材の確保を図ることとしています。

平成27年度の取組として、まずは1教科の教材を作成しました。

海洋開発に用いられる技術の開発の支援

 拡大の見込まれる世界の海洋資源開発市場の需要を取り込み、我が国の経済成長につなげるための取組の一つとして、日本の造船業がこれまで培った技術を海洋資源開発分野に展開するための技術開発を支援しています。(海洋資源開発関連技術研究開発支援事業)
 

競争力強化に向けた情報提供

 海洋資源開発といった新分野にチャレンジするためには、この分野がどのような市場構造となっているか等の情報を正しく入手し、適切に分析することが必要です。このため、国土交通省海事局では、海洋開発分野における海外の技術動向等を収集し、必要に応じて事業者等に提供するなどの取り組みも進めています。

 先の4月25日には、経済産業省及び(一財)エンジニアリング協会と共同で「日本企業と海外の石油・ガス開発企業、エンジニアリング企業との協業等に向けたセミナー」を開催しましたが、100社近い企業に出席頂き、この分野への関心の高さが覗える結果となりました。

ページの先頭に戻る