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河川局

平成15年度河川局関係予算概要

I.平成15年度河川局関係予算の概要

都市の魅力の創造
[事業費:552億円、国費:347億円]

 水辺環境が著しく劣悪な市街地等において、貴重な自然空間である河川を本来の川らしい姿に再生するとともに、市街地整備等のまちづくりと一体となった河川整備を推進することにより、安全で良好な水辺空間を創出し、都市の魅力を向上させる。
 我が国には固有の自然、歴史、文化があり、都市部には国内外から注目される豊かな観光資源がある。このため、都市の観光地において水害、高潮被害等を防止し、あわせて河川や海岸等の利用を促進することにより、国内外の交流の場であり経済活性化上の重要な産業である都市部の観光振興を支援する。
都市空間形成河川整備率1を平成14年度末見込みで約34%から、平成19年度までに約40%に向上2
平成15年度は、河川事業:荒川(江戸川区等)、紫(むらさき)川(北九州市)、海岸事業:浦安海岸(千葉県)等約60箇所で実施。

○水辺都市の再生
 河川沿いの木造密集市街地など、治水・都市防災の観点から整備の必要性の高い既成市街地を安全・安心な水辺都市に転換し、良好な市街地を形成するため、市街地整備と高規格堤防整備を一体として行う水辺都市再生を推進する。

水辺都市再生事業(高規格堤防とまちづくりの一体的な整備)(荒川(江戸川区等))

1 都市空間形成河川整備率:人口が5万人以上の都市の市街化区域内を流れる河川延長のうち、沿川のまちと一体となり良好な河畔 を確保した河川延長の割合。
2 目標値は、今後の事業展開等から設定したものであり、今後の実績の見込みは予算の変動等の要因により変化する性格のものである。
(以下、点線内に記載のある目標値同じ)


●土地区画整理事業一体型高規格堤防事業の推進
事業内容
 これまで手のつかなかった沿川の木造密集市街地等を、都市基盤整備公団を施行主体とする土地区画整理事業により高規格堤防と一体的に整備し、安全で災害に強いまちづくりを推進する。

土地区画整理事業一体型高規格堤防事業の推進


○都市のにぎわいの確保
 都市部の観光地において、水害、高潮等による被災地域または恐れが高い地域において、これら災害対策と合わせて都市景観に配慮した河川事業やC.C.Z.整備3等の海岸事業等を実施し、災害に対する地域の安全度向上を図る。

紫川(北九州市)

3 C.C.Z.整備:社会基盤整備事業(公園、下水道、道路、治水等)と連携して、海辺の交流拠点を創出。
(Coastal Community Zoneの略)




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