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第3回豪雨災害対策総合政策委員会
(議事録)


3.閉      会

(事務局) 最後に河川局長がごあいさつ申し上げます。
(河川局長) 昨年末に緊急提言をいただきまして、それから落ち着いた議論をというようなことではありますが、あと2回しか残っていないというところに来ているわけでございます。そういう中で限られた時間ではありますが、きょう、非常に多方面にわたるお話をいただきました。きょうは、悪い言葉で申し上げるわけではありませんが、発散する方向でお話を聞かせていただいたような感じがいたします。そういう中に、一つの方向をこれから追求してまいりたいと思います。時間が限られておるわけでございますが、きょういただきましたさまざまな話に対しまして、また私ども事務局的な作業は1カ月ぐらいさせていただきまして、総合的な方向性を見出す話をできるように準備させていただきたいと存じます。
 私事で恐縮でありますが、今年、年賀状をたくさんいただきまして、その中でお気の毒にというのが非常に多かったわけであります。しかしながら、特に年末のスマトラ沖の地震と大津波のようなことがあったりしたせいだろうと思いますが、自然というものに対して我々は少し甘く見ているところはなかったかというような、若干哲学的なことを添え書きしていただいた方もたくさんいらっしゃいました。そういうことで、もう少し謙虚になって、自然と共生していくような、そういう施策をもっといろいろ検討しなさいというようなご意見をいただきました。自然に対して配慮していく、優しくしていくというようなところは当然重要ではありますが、それに加えて自然というものをもう少し我々の寿命のタイムスパン以上のところで、地球とか宇宙まで考えるような、そういうものも若干、ベースに置くような形でまとめることができれば、我々は新年度からまたさまざまな取り組みができるのではないかと思っています。
 なお、津波につきましても同様な委員会を来月、立ち上げる予定をしておりまして、こちらのほうは起こった事象が年末でありましたので年度内目標ということで、こちらのほうは方向性を出していきたいと思っています。防災害とか土砂害とか、こういうものに比べてさらに幅広い連携が行政の分野間でもありますし、世界の中でもあるという分野でございます。そちらのほうのいろいろな話の進み方もあわせて、国民の安全を確保していくための近道を見つけていきたいと思います。国民の意識改革ということも極めて重要でありますので、その面にも力を入れていきたいと思います。
 次回以降もよろしくご指導のほどを、お願いいたしたいと思います。ありがとうございました。
(事務局) 次回の第4回委員会は、来月の2月28日、10時からこの11階特別会議室で開催したいと考えております。また引き続きよろしくお願い申し上げたいと思います。






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