有珠山土砂災害対策検討委員会の
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1. 目的 今回の有珠山噴火に伴い今後予想される土砂災害に迅速かつ的確に対応するため 1)緊急的に実施すべき対策とその技術的検討を行うと共に、2)降灰分布、地震変動等の状況を踏まえた砂防・治山計画の見直し、3)警戒・避難基準雨量の見直しを行う 2.検討内容 1) 緊急的に実施すべき対策とその技術的検討 ア) 西山川及び板谷川流域において緊急的に実施すべき対策(状況に応じて他の流域も追加するの検討。具体的に考えられる対策としては緊急除石の実施、緊急遊砂池、緊急導流堤の建設などが考えられる。
イ) 上記ア)について無人化施工技術(雲仙普賢岳噴火後の砂防対策実施の為に開発された技術)の適用可能性の検討
有珠山周辺においては、昭和52年の噴火並びに、その後長期間継続した地殻変動に伴う土砂災害対策の為に、多くの砂防・治山施設が建設済みであるが、今回の噴火活動に伴い有珠山周辺の状況が大きく変化しつつある。その為、今後共噴火活動の状況を継続的に監視すると共に、それらの現象を踏まえ、今後の降雨に伴う土砂災害対策としての砂防・治山施設計画の検討を行う
火山活動に伴う降灰が厚く堆積したり、地殻変動に伴い山体に多くの亀裂が発生している。その為少ない降雨でも泥流等が発生しやすくなることから、警戒・避難基準雨量の見直しを行う。 3.委員会・幹事会の構成
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●有珠山土砂災害対策チームによる調査結果報告 ●建設省の対応(詳細) ●有珠山噴火に関する建設省の対応 |
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