Past入省したきっかけ
入省したきっかけと国土交通省の魅力
医療関係の民間企業で働いていましたが、医療提供と利潤追求の矛盾に疑問を抱き、社会が抱える課題解決につながる制度設計に携わりたいと思ったことが、国家公務員をめざしたきっかけです。国民生活を土台から支えるダイナミックな業務や、先輩職員のはつらつとした笑顔が後押しとなり、国土交通省に入省。まちづくりや社会資本整備、国土全体の利用計画などスケールの大小を問わない政策展開の幅広さに国土交通省の魅力を感じています。
Nowやりがい・面白さ
やりがいと面白さについて
人口減少や高齢化が急速に進む地方都市では、まちの賑わいをどう取り戻すかという難しい課題を抱えています。そこで、市民、民間企業、NPO法人、行政がタッグを組み、市の地域資源を一つのブランドとして集約し、情報発信をするプロジェクトを発足させました。観光や農業、商業などの各分野においてプロジェクトに賛同する若い世代の方々が声を上げ始め、まちの雰囲気も徐々に変わりはじめました。まちづくりの主役は地域の皆さんであり、正解は一つではありません。さまざまな手法でまちの活性化にアプローチし、地域の方に喜んでいただけることがこの仕事のやりがいでもあり、面白さだと感じています。
Future今後の目標
国土交通省における今後の展望
多種多様な基礎的行政サービスを担う地方自治体では、財政基盤がぜい弱なため事業推進に時間を要すること、課題解決に向けた地域住民との対話・協働が重要であることを改めて実感しました。今後は、地方自治体の発意や創意工夫を今まで以上に活かすことができる、より柔軟で分かりやすい制度設計に取り組み、先を見据えた地域の持続可能な発展を支援していくことが目標です。