Past入省したきっかけ
入省したきっかけと国土交通省の魅力
大学時代に所属していた行政法のゼミでの学びを生かして人の役に立つ仕事ができないかと思い、国家公務員になることを決意しました。中でも国土交通省を志望したのは、幼い頃から乗り物が好きだったからです。国土交通省が実施する政策は交通や観光、道路など私たちの生活に身近なものを主な対象としており、携わった仕事が人々の生活にフィードバックされていると実感することも。責任の重さを感じる分、何一つ欠けてはいけない重要な仕事だと思っています。
Nowやりがい・面白さ
やりがいと面白さについて
特に思い入れがあるのが、入省して初めて担当した地方バスの補助金業務です。主な作業は、申請書類をチェックして補助金を支給すること。作業自体はシンプルですが、申請書類の裏側にある“一人ひとりの生活”を見つめることが、この仕事の本質だと思います。過疎地域では週2日運行するバスのおかげで買い物に行くことができる住民の方もいらっしゃいますが、利用者が少なければ補助金の支給が難しくなることも。地域とそこで暮らす住民の実情を踏まえ、持続可能な交通のあり方を考える。生活に密着した制度づくりに携われることに大きなやりがいを感じます。
Future今後の目標
国土交通省における今後の展望
現在、主に担当している自動車事故の被害者救済業務のほか、自動車の登録制度や自動車の安全・環境対策の考案、地域の公共交通の維持など自動車関係の仕事だけでも多岐にわたる業務があります。どのような業務においても、生活者のリアルな声に耳を傾けて、それぞれの立場に立って物事を考えることは、今後も心がけていきたいです。また、私は出産や育児などを経験して仕事に復帰しましたが、以前よりもさらに充実した毎日を過ごせるように仕事とプライベートのメリハリも意識して働き続けたいと考えています。