鉄道

環境面から見た貨物鉄道輸送

我が国は、「京都議定書」に基づいて、その第一約束期間である2008年から2012年までに、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を1990年比で6%削減することを国際的に約束しました。我が国の2010年度における二酸化炭素排出量11億9,200万トンのうち、運輸部門は2億3,000万トンと約2割を占めており、二酸化炭素排出量の削減への取り組みは重要な課題です。

運輸部門の二酸化炭素排出量は2001年度をピークに減少傾向にあるものの、2010年度の運輸部門の排出量は基準年(1990年)に比べて約7%の増加となっています。ただし、貨物(物流)部門について見れば、物流業界の様々な取り組みの成果もあり、2010年度の排出量は基準年に比較して16.4%減少しています。

以下の図は、物流の各輸送モードが1トンの荷物を1km運ぶ際に排出される二酸化炭素量を示しています。これによれば、貨物鉄道輸送の輸送単位あたりの二酸化炭素排出量は営業用トラックの約8分の1となっているなど、モーダルシフト(トラックから貨物鉄道や船舶へ輸送手段を転換することをいいます。)は、二酸化炭素排出量の削減に効果的であることが分かります。
このように、貨物鉄道輸送は環境負荷の小さい輸送手段ですが、そのことはあまり知られていないのが実情です。そこで、多くの方にこのことを知って頂くために、国土交通省では「エコレールマーク」という制度を設けています。エコレールマークについては、以下のリンク先でご案内しています。

▲リンク エコレールマークのご案内

二酸化炭素排出原単位(2012年度)

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