鉄道

地域鉄道対策

地方鉄道やLRTなど地域輸送を担う鉄道、軌道等の活性化を図るための業務を行っています。

地域鉄道とは

 地域鉄道とは、一般に、新幹線、在来幹線、都市鉄道に該当する路線以外の鉄道路線のことをいい、その運営主体は、JR、一部の大手民鉄、中小民鉄及び旧国鉄の特定地方交通線や整備新幹線の並行在来線などを引き継いだ第三セクターです。これらのうち、中小民鉄及び第三セクターを合わせて地域鉄道事業者と呼んでおり、平成28年4月1日現在で96社となっています。

地域鉄道事業者一覧 (H28.4.1現在)
地域鉄道事業者位置図(H28.4.1現在)

地域鉄道の現状

 地域鉄道は、地域住民の通学・通勤などの足として重要な役割を担うとともに、地域の経済活動の基盤であり、移動手段の確保、少子高齢化や地球環境問題への対応、まちづくりと連動した地域経済の自立・活性化等の観点から、その活性化が求められている重要な社会インフラです。
 しかしながら、地域鉄道を取り巻く環境は、少子高齢化やモータリゼーションの進展等に伴って極めて厳しい状況が続いており、その結果、平成27年度には全96社中71社、割合にして約4分の3の事業者が鉄軌道業の経常収支ベースで赤字を計上するに至っています。
 地域の将来にとってどのような交通機関や輸送サービスが必要不可欠なのかについては、まずは沿線地域において議論し、判断すべきであり、その結論に基づいて鉄道の活性化に取り組んでいく場合にあっては、地元自治体をはじめとする地域が中心的な役割を担うことが何より重要です。国においては、そのような地域が主導する意欲的な取組みに対し、積極的に支援していくこととしています。
 このような観点から、平成20年7月各地方運輸局に「地域鉄道活性化支援相談窓口」を設置いたしました。地域鉄道の活性化に関する地域の関係者からのご相談に応じ、幅広く助言や情報提供などを行っていますので、お気軽にご活用下さい。

地域鉄道の現状
近年廃止された鉄道路線 (平成12年度以降)

地域鉄道に関する提言

 平成20年6月19日に開催された交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会において、地域鉄道に関して以下のとおり提言されております。

【概 要】
 今後、本格的な少子高齢化時代を迎える中、地方鉄道は、バスや福祉タクシー等地域の様々な交通手段と連携しながら、高齢者等の日々の移動を支え、駅の拠点性を活かして、地域の形成・発展や観光振興に寄与する等、地域の活性化に極めて大きく貢献するよう期待されており、地域と一体となったサービス向上を通して「地域の暮らしに組み込まれた持続可能な存在」となっていくことが必要である。
 その際、潜在的な利用者が見込まれる地方都市近郊等においては、駅間の短縮や覚えやすく利用しやすいダイヤ設定、弾力的な運賃設定等様々な取組みをパッケージで展開することにより、既存の輸送のあり方を一新して地域の輸送ニーズにきめ細かく応える「コミュニティレール化」を進めることも有効なアプローチであり、また、観光を切り口として、鉄道が地域の観光資源を結んで走ることにより観光振興の役割を果たすとともに、イベント実施や車両の改装により「鉄道自らが観光資源」となり観光客の取り込みを図るなどの取組みも有効である。

【参 考】
「環境新時代を切り拓く、鉄道の未来像」について(20.6.19)
  (交通政策審議会 陸上交通分科会 鉄道部会 提言)
「地域の暮らしや観光、まちづくりに組み込まれた持続可能な鉄道輸送の実現に向けて」(20.1.25)
  (交通政策審議会 陸上交通分科会 鉄道部会 緊急提言)

地域鉄道活性化に向けた取組み事例紹介

各地域で行っている鉄軌道事業者及び沿線地域の活性化に向けた取組み事例をご紹介いたします。

富山ライトレールの活性化に向けた取組み
えちぜん鉄道の経験と再生後の取組み
和歌山電鐵の活性化に向けた取組み
若桜鉄道の活性化に向けた取組み

※鉄道事業再構築事業についてはこちら  

地域鉄道に対する国の支援制度

こちらをクリックしてください.

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