国土交通省
都市・地域整備局
大都市圏整備課
関
西文化学術研究都市建設推進室
「関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会」
について
1.懇談会設立の趣旨
関西
文化学術研究都市(以下「学研都市」という。)については、昭和62年の関西文化学術
研究都市建設促進法の制定、及び平成8年の「関西文化学
術研究都市の今後の整備方策について」(セカンド・ステージ・プラン)の答申を受け、産・学・官の連携のもと、文化、学術及び研究の中心となるべき都市の
建設が進められてきたところです。
しかしながら、
今日、IT、バイオ、ナノテク等の技術革新とそれに伴う情報家電・ロボット等の先端産業の創造など、社会経済環境が大きく変化を見せており、こうした状況
に的確に対応するため、本学研都市の果たす役割は一層重要になってきています。
そこで、これか
らの時代を展望しつつ、セカンド・ステージ・プラン以降の学研都市の目指すべき方向について提言をいただくことを目的に、「関西文化学術研究都市の明日を
考える懇談会」を設立したものです。
2.メンバーの構
成
顧 問 井村 裕夫 京都大学名誉教授
委員長 鈴木 胖 兵庫県立大学副学長
委 員 河本 哲三 ロ
レアル アーツ アンド サイエンス
ファンデーション代表
佐藤
友美子 サントリー株式会社不易流行
研究所部長
辻井
昭雄 社団
法人関西経済連合会常任理事
端
信行 京都
橘女子大学文化政策学部教授
畚野
信義 株式
会社国際電気通信基礎技術研究所代表取締役社長
村橋
正武 立命
館大学理工学部教授
山本 裕美 京都大学上海セン
ター長
和田
元 同
志社大学知的財産センターリエゾンオフィス所長
(委員は、五十音順)
3.「関西文化学
術研究都市の明日を考える懇談会」提言
懇談会ではこれまでに5回に渡りご議論をいただいてきました。
第5回懇談会(平成17年3月10日開催)において検討結果の内容が「提
言」として取りまとめられ、委員長より大臣官房審議官へ提言をお渡しいただきました。
資料名 |
· 提言の概要 · 提言のポイント |
懇談会での審議の様子
第5回懇談会で審議後、鈴木委員長(左)から梶原大臣官房審議官へ提言が手渡された
4.これまでの検
討内容
懇
談会 |
開
催日 |
検
討内容 |
議
事要旨 |
資
料 |
第1回 |
平成16年 9月2日(木) |
○「議論していただく論点について」議論 ○「懇談会における今後の議論の進め方につい
て」議論 |
||
第
2回 |
平成16年 10月5日(火) |
■第1回の論点のうち、以下の2点の論点につい
て議論 ○(論点1)学研都市の理念・位置付け ○(論点2)新産業創出・産学連携のあり方 |
||
第
3回 |
平成16年 11月5日(金) |
■第1回の論点のうち、以下の2点の論点につい
て議論 ○(論点3)より快適な都市空間の形成 ○(論点4)学研都市の推進、運営 ○事務局による中間的なとりまとめ 中間段階で、今後の議論のたたき台として事務局
で整理 |
||
第
4回 |
平成17年 2月3日(木) |
これまでの議論等をとりまとめ、「提言(第4回
懇談会提出案)」として整理。それに基づき検討。 |
||
意
見 募
集 |
平成17年 2月17日(木)〜3月2日(水) |
提言(案)に対する意見募集 |
||
第
5回 |
平成17年 3月10日(木) |
意見募集等を踏まえ、提言(案)を策定、審議。
懇談会で提言としてとりまとめ |
5.今後の予定に
ついて
提言を受け、平成17年度には、今後取り組む主な施策をまとめたサードステージプランを策定する予
定です。