自動車アセスメントに掲載されたデータを基に分析を行ったところ、自動車の衝突安全性能等は長期的に向上しています。
総合評価を開始した12年度から18年度までの7年間の結果を比較すると、運転席については、最高の★6の評価が年々増加しています。平成18年度については、乗員保護対策の難しい軽自動車が半数を占めていたため★6は減少しましたが、1車種を除き全ての車種が★5以上の評価を得ています。また、助手席についても同様で、全ての車種が★5以上の評価を得ています。
フルラップ前面衝突安全性能について、自動車アセスメントが開始されてからの過去12年間の結果を比較すると、年度別の頭部傷害値(HIC)の平均の推移については全体的に改善傾向にあり、ここ数年間はほぼ同程度の結果が得られております。また、胸部に発生する加速度(胸部G)についても、頭部傷害値とほぼ同様の結果が得られています。