空き家は放置される期間が長くなればなるほど、老朽化や損傷が進み、売買や賃貸などが難しくなってしまいます。また、ゆくゆくは害虫の発生源になったり、隣りに倒れたりなど、地域に迷惑をかけるおそれもあります(「空き家を放置するリスク」をご覧ください)。
空き家になった場合は、早めに「仕舞う」(除却)、「活かす」(活用)の行動をとることが大切です。

空き家を「仕舞う」(例)

解体を行い、跡地を広場や駐車場、新しい建物の敷地として活用

空き家を「活かす」(例)

住宅のまま売却や、用途替えをしてカフェなどとして活用

 

空き家を仕舞う(除却)

空き家を解体して、跡地を広場や駐車場、新しい建物の敷地として活用しましょう。
空き家を解体する場合、市区町村の補助金を受けられることがあるので、空き家がある市区町村のウェブサイトで調べるか、窓口に問い合わせてみましょう。
解体後の跡地を売却する際には、税制の特例制度を活用することもできます。詳しくは、「空き家やその敷地の売却・賃貸に活用できる制度」 をご覧ください。

 

空き家を活かす(活用)

住宅のまま売却や、用途替えをしてカフェなどとして活用しましょう。
空き家を改修する場合、市区町村の補助金を受けられることがあるので、空き家がある市区町村のウェブサイトで調べるか、窓口に問い合わせてみましょう。
住まいを売却・賃貸する際には、様々な制度などを活用することもできます。詳しくは、「空き家やその敷地の売却・賃貸に活用できる制度」 をご覧ください。

 

当面の間、空き家を「仕舞う」(除却)、「活かす」(活用)ことができない場合は、適切な管理が不可欠です。詳しくは、「空き家の管理のやり方」 をご覧ください。

 

専門家に相談しましょう

空き家をどうするべきか決められない、適切な管理の方法が分からない、誰に相談すれば良いか分からないなど、対処に困ったら、空き家のある市区町村の窓口や、不動産などの専門家に相談してみましょう。また、市区町村が連携しているNPO法人などが、空き家の管理や活用に関する相談に応じたり、買いたい人・借りたい人とのマッチングサポートなどを行っていたりすることもあります。