【空き家・敷地を売る】

空き家やその敷地の売却に関する税制を活用する

 

空き家を相続した方が、一定の要件を満たしたうえで早期に空き家やその敷地を譲渡した場合には、譲渡所得から最大3,000万円を特別控除できる特例措置があります。適用期間は令和9年12月31日までとなります。
詳細は次のサイトをご確認ください。

 

空き家の発生を抑制するための特例措置(空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除)(国土交通省ウェブサイト)
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000030.html

 

【空き家を売る・貸す】

空き家バンクを活用する

空き家を「売りたい・貸したい」と考えているなら、不動産業者に相談するだけなく、自治体が運営する専用のサイト「空き家バンク」を活用することも考えられます。「空き家バンク」に登録すると、利用希望者に向けて、物件情報が広く公開されます。物件情報の登録などの詳細については、空き家のある自治体に問い合わせるか、空き家バンクのウェブサイトをご確認ください。

全国地方公共団体空き家・空き地情報サイトリンク集(国土交通省ウェブサイト)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/akiyabank_link.html

 

【空き家を売る】

インスペクションを活用する

インスペクションとは、専門家による建物現況調査のことです。このレポートがあると、引渡し後のトラブル回避や、安心して購入してもらえる利点があります。また、修繕やリフォーム工事の必要性を検討する際の参考にもなります。

 

【空き家を貸す】

住宅セーフティネット制度を活用する

住宅の確保に配慮が必要な方(高齢者、障害者、子育て世帯など)の入居を拒まない住宅(セーフティネット住宅)として登録し賃貸することも考えられます。

 

【空き家を貸す】

サブリース事業者へ貸す

自ら使う方でなく、転貸をする(サブリース)の事業者等に賃貸することも考えられます。専門機関が賃料収入の保証等を行いつつサブリースを行う「マイホーム借上げ制度」を活用することも考えられます。

 

【その他(空き家になる前に売る)】

住み続けながら将来の処分を考える(リースバック・リバースモーゲージ)

住まいを売却して現金を得て、賃料を支払いながら、自宅に住み続けることができる「リースバック」、住まいを担保にして金融機関から融資を受けて、死亡時に住まいを売却して融資の一括返済を行うことで住み続けながら自宅を処分できる「リバースモーゲージ」(ノンリコース型)の活用も考えられます。