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以下から、あなたの気になる疑問・不安についてクリックしてみてください!
最も良く聞かれる20の質問と回答については、動画にもまとめております。こちらもぜひご覧ください!

旅館には様々なタイプがあり、料金体系もいくつかのタイプがあります。
これは、旅館は元々、食事や温泉・大浴場などを楽しんで頂くコンセプトがベースにあることに由来します。

例えば、一般的なホテルと異なる特徴として、以下の3つがあります。

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[1]料金は一人当たりで払うことが多い

旅行者の御一人御一人に対して、以下のようなおもてなしを提供するという考えがあります:
・郷土料理などのお食事を堪能して頂く
・温泉など、部屋以外の館内施設を楽しんで頂く

最近は、ホテルと同じく、一部屋あたりで料金が設定されている旅館もあります。
ただし、部屋の定員を超える場合は、一人当たりで追加料金を取ります。
(例)「定員2人の部屋」に泊まる場合、一人で泊まっても、二人で泊まっても同じ料金です。

しかし、三人目から、追加で一人当たりの料金を払います。

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[2]子供に関しては、年齢などに応じて、料金を払う場合がある

・幼い子供(ex: 3歳未満)は、宿泊料金を取らない旅館が多いです。ただし、食事や寝具の用意が必要な場合は多少頂く旅館もあります。
・子供の年齢に合わせて、大人の宿泊料金の50%や70%の料金を頂いている旅館もあります。
・12歳以上は通常料金の旅館が多いようです。
一方で、旅館によっては、以下のように対応している場合もあります。

・ファミリープラン:
「家族でトータルで〇〇円」のような宿泊プランを用意している旅館もあります。
子どもの年齢や人数によっては、お得な事も多く、家族に嬉しい特典がついていることもあります

・一律料金:
子供は一律〇〇円という料金設定をする旅館も増えています。
例えば、幼い子供でも温泉やその他館内設備を利用することがあるので、宿泊料金の代わりに一定の「施設使用料」を頂く旅館もあります。
なお、旅館側で、子ども向けの食べ物や浴衣など、子供が喜ぶものを用意してくれることもあります。
ウェブサイトで予約する際は、子供の有無・人数について、正確に入力をお願いいたします!

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[3]宿泊料金には、プランに応じて、夕食や朝食の「食事代」が含まれることが一般的である

日本人は昔から、宿泊の際は、その土地の郷土料理も楽しんでくつろぐというスタイルが一般的です。
従って、旅館は夕食や朝食を出すのが普通であり、宿泊料金には、夕食と朝食の2食分の「食事代」が含まれるのが通常です。

しかし、近年では旅行者の嗜好や行動パターンの変化に併せて、 「素泊まりプラン」など、以下のように、宿泊と食事を分離した宿泊プランを用意する旅館が増えてきました。

・「1泊2食」に加えて、「朝食のみ」「素泊まり」プランを用意する旅館
・「1泊2食」を用意せず、「朝食のみ」「素泊まり」プランのみ用意する旅館

上記のように「朝食のみ」プランを選択した場合、宿泊料金には夕食の「食事代」が含まれません。
また、「素泊まり」プランを選択した場合、宿泊料金には、「食事代」が含まれません。

ご希望される宿泊プランを用意しているか、ぜひ旅館に問い合わせてみてください。
【回答】
一般的には、ホテルと旅館で、キャンセル料の考え方に大きな違いはありません。

・宿泊日に近づくほど、キャンセル料は高くなっていきます(例:X日前はXX%、前日はXX%、当日は100%の料金)。
・予約を入れているのにも関わらず、当日お越しになられなかった場合、通常は100%の料金をお支払い頂く必要があります。
【回答】
支払いのタイミングは、旅館や予約サイトによって異なるので注意が必要です。
・現地支払のみ
・事前支払のみ
・事前支払と現地支払の両方が可能

予約サイトによる事前支払の場合、クレジットカードで宿泊料金を支払うことが一般的です。
事前支払いを行った場合、旅館での支払いは不要です。

詳しくは旅館や予約サイトをご確認ください。
ホテルと旅館で、チェックイン時間に大きな差はなく、15:00~16:00頃からチェックインができるようです。
ほとんどの旅館では、早めに到着した場合、荷物をフロントに預けることができます。

なお、夕食の提供時間が制限されていることが多く、到着時間によっては夕食がとれない場合もありますので、
チェックイン時間より大幅に到着が遅れる場合は、一報をいれましょう。
ピックアップサービスがあるかどうかは、旅館によって異なります。

風光明媚な場所に立地する旅館には、公共交通機関から離れているところもあります。
旅行者のニーズを考え、無料のピックアップサービスを提供する旅館もあります。

※ピックアップサービスは、予約が必要な場合がほとんどのため、ぜひ旅館にお問合せください。
【回答】
車でアクセスした方が便利な旅館には、無料の駐車場があることが多いです。

駐車場があるかどうかは、旅館によります。
不安の方は念のため、旅館に問い合わせてみてください。
近年はベッドを用意する旅館も増えてきました。
また、床に座ることに慣れていない旅行者のために、椅子・テーブルを用意している旅館もあります。
旅館は元来、ベッドではなく、畳の上にFutonと呼ばれるmattressを敷いて寝ることが一般的でした。
日本で布団が発達した理由としては様々な説があります。
例えば、
・ 日本は土地が狭いから。布団は畳んで収納でき、敷いてもスペースをあまり取らない。
・ 日本では湿度が高いから。布団は簡単に持ち運びでき、日に干すことができる。

しかし近年では、旅行者のニーズに応え、
・ ベッドを入れた和室
・ 一部を洋風にした「和洋室」
・ 全体を洋風にした「洋室」
を用意する旅館も増えてきました。
旅館に泊まりたいけど、寝るときはベッドの上で寝たい、という方は、適宜旅館に問い合わせてみてください!
また、旅館では、通常は室内に座椅子、ローテーブルを揃えております。
床に座ることに慣れていない旅行者のために、椅子・テーブルを用意している旅館もあります。
必要な場合は、旅館のスタッフに聞いてみてください。
【回答】
ほとんどの旅館の部屋にシャワースペースやユニットバスが設けられています。

旅館の大浴場は、日本人にとって、旅先で体を癒し、ゆったりとくつろぐために欠かせない、重要な“場”でもあります。
せっかく旅館にいくのだから、大浴場もぜひチャレンジしてみてください!
(大浴場の利用方法については、「大浴場に入る際、気を付けなければいけないことは何か?」をご参照ください)

気になる方は、ぜひ事前に旅館に問い合わせてみてください!
お客様がくつろげるよう、さまざまな付帯施設を有する旅館もあります。
また、あまり多くはありませんが、体験アクティビティを提供している旅館もあります。

【付帯施設の例】
・カラオケ
・卓球台
・マッサージルーム
・土産処
・バーラウンジ・スナック
・カフェ・喫茶
・エステ、など
【体験アクティビティの例】
・着物体験
・そば打ち体験
・手作り体験
・食材収穫体験、など
旅館には、思いがけない独自の楽しみが用意されていることがあります。
詳しくは旅館に問い合わせてみてください!
【回答】
多くの旅館では、ロビーや客室にて、Wi-Fiが利用可能です。

Wi-Fiの有無については、宿泊前に、旅館のウェブサイトで確認しておくと安心です。
【回答】
一部の旅館では、障害をお持ちの方や足が不便のお客様でも楽しんでいただけるように、バリアフリー化を行っています。
また、バリアフリー化が行われていない旅館でも、スタッフが移動を補助したり、荷物を運んだりして、皆様の滞在を手助けしてくれます。
お身体の状況を旅館に伝え、どのような補助が可能か、問合せ下さい。

旅館は日本建築の伝統やデザインを取り入れていることが多いです。
それは時にお身体が不自由な方に対して、必ずしも使い勝手が良くない場合があります。
(例:旅館の入り口には、段差が設けられている、など)

一方で、以下のように、バリアフリー化を進めている旅館も多く存在します。
・エレベーターを導入
・手すり・スロープ・椅子・ベンチ等を設置
など
さらに、一部の旅館は、「全ての人に利用しやすい宿泊施設づくりを目指し、設備・サービス・料理面で一定の基準を満たす」旅館として、「シルバースター登録制度」(※)に登録されています。

これらの旅館は上記に加え、以下のような登録基準を満たしているので安心です。
・高齢者に配慮した食事メニューの提供ができる
・従業員に対し高齢者の宿泊客に接する際の配慮等の教育を行う
・適正な区域内に往診等の対応措置がとれる医療施設を有する
など

予約の際には、高齢者が宿泊することを旅館側にお伝えし、ご要望を伝えてください。

※「シルバースター登録制度」とは、厚生労働省の協力を受けて全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が、 高齢者が快適に過ごせる、利用しやすい宿泊施設の整備と増加を目的に、平成5年より推進している制度
【回答】
自然豊かで風光明媚な場所に立地していることが多いのが旅館の魅力です。
公共交通機関で行けない場合は、送迎サービスやレンタカーなどを使ってアクセスできます。
詳しくは、予約サイトの情報か、それぞれの宿泊施設に問い合わせてください。

日常生活の喧噪から離れた非日常的な環境を、ぜひお楽しみください。
【回答】
周辺の観光地については、旅館のスタッフが最も詳しいので、おすすめの場所をぜひ聞いてみてください。
ほとんどの旅館では、館内に温泉・大浴場があります。ぜひご利用ください。

・観光地からは距離がある旅館もありますが、このような旅館は一日中旅館でリラックスしていただきたいというコンセプトで作られております。
楽しめる館内設備・アクティビティが豊富にあることが多く、退屈することはありません。
・温泉街に位置する旅館は、周辺の温泉街で観光を楽しむことができます。
お客様の安全と安眠を考え、門限を設けている旅館は多いです。

門限がある場合、深夜(例:0時)以降の外出・入館ができなくなります。
不便と感じるかも知れませんが、良い睡眠を取っていただき、次の日の旅程に備えて頂きたい、という“旅館の思い”と受け止めて頂ければ幸いです。

一方、旅行者の要望などもあり、門限について、以下のように対応する旅館もあります:
・そもそも門限を設けていない旅館
・門限はあるが、門限を過ぎた後でもフロントにスタッフがおり、旅行者の出入りに対応できる旅館
・門限以降に帰ってくる場合は、外出時に入館用の鍵を渡してくれる旅館
門限について気になる場合は、旅館に問い合わせてみてください。
旅館で提供する料理は、その土地の特産物や、その時期に旬な素材を使った郷土料 理であることが多いです。
多くの旅館では、食べ物に関する旅行者からのリクエストに、可能な限り対応しようと、 努力しています。
食事制限や・苦手な食材などがある方は、申し出てください。

【旅館で出される料理の例】 旅館での食事を楽しみにして、宿泊に来られるお客様も少なくありません。
以下は旅館で出されることが多い懐石料理の例です(メニュー・品数は異なる場合があります ので、あくまでご参考まで)
食べ物に特に希望がある方は、早めに旅館にご連絡することをお勧めします(可能であれば数 日前)。

【旅行者からのリクエスト例】
・ 「生ものが苦手」
・ 「アレルギーがある」
・ 「ベジタリアンの料理にしてほしい」
・ 「ビーガンなので卵・乳製品は食べられない」
・ 「グルテンフリーなので小麦粉の入った食材は食べられない」、など
※必ずしもリクエストに答えられるとは限りません
・食事は、宿泊の予約の際に併せて予約するのが一般的です。
・食事は、時間帯が設けられていることが多いです。時間を過ぎてしまいますと、食事が取れなくなる可能性があります。

これは、旅館で用意する食事が、その土地の特産物や、その時期に旬な素材を使った郷土料理であることが多く、準備が必要だからです。
そのため、旅館宿泊の予約を入れる際に、自分にあった「食事プラン」を選択ください。
(詳しくは、「旅館の料金設定にはどのような特徴があるか?」をご参照ください)

食事は、時間帯が設けられていることが多いです。時間を過ぎてしまいますと、食事が取れなくなる可能性があります。

・チェックイン時に、一般的な旅館では、夕食・朝食を取る時間を聞かれます。ご希望の時間帯を伝えてください。交通機関の遅延などで時間帯に間に合わない場合は旅館にご連絡ください。
・少数ですが、一部の旅館では夕食を取る時間に制限を設けていません。その場合は、ご都合の良いタイミングでお越しください。
・旅館では食事以外にも、温泉や他の館内施設を楽しんだりする場所でもありますので、ぜひチェックインは早めに済ませ、食事前の時間も楽しんでください。
・大浴場は、通常予約なしで利用できます。
・大浴場は清掃の時間を除き、深夜・早朝も利用できる場合が多いです。

【温泉について】
大浴場は、通常予約なしで利用できます。
・また、旅館によっては、家族やカップルで楽しめる「貸し切り温泉」が利用できることもあります。
・貸し切り温泉は主に以下の2種類があります。後者は予約が必要となりますので、旅館に到着された際にスタッフにお尋ねください。
→お部屋に用意されており、いつでもプライベートで利用できる温泉
→時間制で風呂を専用し(貸し切り)、一定の時間プライベート利用できる温泉
大浴場は清掃の時間を除き、深夜・早朝も利用できる場合が多いです。
・ゆったりとお湯に浸かり、旅の疲れを癒してください!
深夜、早朝も入れる場合が多いですが、清掃などのために利用できない時間がありますので、ご確認ください。
・深夜の入浴や飲酒後の入浴は事故防止のためお控えください。
【回答】
タトゥー・刺青を有する旅行者への対応は、旅館によって大きく異なります。

日本では、タトゥー・刺青は反社会組織関係者を想起させるため、他の旅館宿泊者の方々に不安を与えぬよう、タトゥー・刺青を入れた方々の入浴をお断りしてきた経緯があります。

しかし最近は、外国人の方々のタトゥー・刺青に理解が進みつつあり、旅館によっては以下の対応を取ることもあります。
・刺青・タトゥーの制限を全く行わない
・ケースバイケースで判断(ワンポイントで入っているくらいであれば問題ない、など)
また、一部の旅館では、大浴場以外に貸切風呂や部屋風呂があり、タトゥー・刺青を入れた旅行者でも風呂を楽しめるようになっております。
タトゥー・刺青について気になる場合は、ぜひ旅館にお問い合わせください!
大浴場をより多くの人が心地よく使っていただくために、以下についてご注意ください。
※旅館によって他にも注意事項など記載されている場合もございます。
入浴される際に、確認してみてください。

入浴前
・大浴場に浸かる前に、シャワーで身体を洗い、体の汚れを落としてください。
・温度が高い大浴場もあります。
お湯の温度に体を慣らすため、また、入浴による急な血圧の上昇をさけるため、お湯に浸かるまえに、たらいなどを使って体にお湯をかけてください(かけ湯)。
入浴する際
・大浴場をきれいに使用するため、浴槽にタオルは入れないでください。
・また、髪の毛が長い方は髪の毛を束ねて、入浴ください。
その他
・写真撮影はお控えください。プライバシーの侵害と感じ不快に思う方もいらっしゃいます。
・静かにリラックスしてお湯を楽しみたい方が多いです。あまり大声で話すのはお控えください。
・水着を着ての入浴はお控えください。
みんなで快適に大浴場が使えるよう、ご協力をお願いします!
【回答】
旅館のチェックアウト時間は午前10時-12時であることが多いです。

時間を過ぎてしまった場合の対応に関しては、旅館によって異なります。
しかし、旅館側は基本的にお客様の事情を理解し、前向きに対応してくださいます。
チェックアウトについて迷ったことがあれば、ぜひ旅館へお問合せ下さい。

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