外国人患者受入体制の充実

最終更新日:2024年3月22日

 全国各地において、感染症発生時も含め、医療機関が訪日外国人患者を受け入れることができる体制を整備する。
 具体的には、訪日外国人旅行者が安全・安心に旅行ができるよう訪日外国人患者の受入環境整備を進めるとともに、多言語対応が可能な医療機関をとりまとめた「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト」を更に充実させ、日本政府観光局ウェブサイト等で多言語による情報発信をしていく。あわせて、訪日外国人旅行者の民間医療保険加入率向上に向けた取組を行う。
 国家戦略特区において、二国間協定に基づく外国医師の受入枠等の拡大に係る提案を可能としており、これにより増大する外国人患者の医療ニーズに対応する。
 ※【観光立国推進基本計画】より
 

具合が悪くなった場合の対応

具合が悪くなった場合の対応

日本政府観光局(JNTO)ウェブサイト

 訪日外国人旅行者が具合が悪くなった場合に必要な情報(医療機関のかかり方・海外旅行保険・緊急時連絡先情報等)が掲載されています。旅行者から問い合わせがあった場合にご活用ください。

具合が悪くなったときに役立つガイドブック

 日本の医療機関のかかり方や指差し会話シート等を掲載している訪日外国人旅行者向けのガイドラインです。
 医療機関を受診する訪日外国人旅行者への案内等にご活用ください。

外国人患者対応についての各種マニュアル等

 医療機関を中心とした関係者の皆様が、急な怪我や病気になられた訪日外国人旅行者を受入れる際に役立つマニュアル等のリンク集を作成しました。
 外国人患者受入れにあたって、是非参考にしてください。

外国人患者を受け入れる医療機関の情報をとりまとめたリスト

 我が国全体で観光立国が推進される中、各都道府県においても訪日外国人旅行者の増加を捉えた地域の活性化に向けてそれぞれ取組が進められています。そのような中、政府においては、「訪日外国人に対する適切な医療等の確保に向けた総合対策」を取りまとめ、日本を訪れる旅行者に医療が必要となる場合に備え、安心して医療を受けられる環境の整備に取り組んでいます。
 こうした状況を背景に、患者の利便性を高め、医療機関等及び行政のサービス向上を図ることを目的として、厚生労働省と観光庁が連携して一元化した「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト(以下、医療機関リスト)」を、作成しています。毎年2回(5月・11月ごろ)、各都道府県経由で登録の依頼を実施させていただいておりますので、ご登録につきまして是非ご検討下さい。
 ※ リストへ掲載する医療機関は各都道府県が選出しているため、掲載をご希望の医療機関は、各都道府県の衛生主管部(局)にお問い合わせ下さい。

 なお、医療機関リストの多言語化(英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語)を行い、上記の日本政府観光局(JNTO)ウェブサイトで公開しています。

民間医療保険の加入勧奨ツール

 外国人旅行者が日本を旅行中に怪我や病気になった場合、医療費が非常に高額になる場合あります。
 安心して旅行いただくために万一の場合に備え、十分な補償の民間医療保険の加入が必要です。
 観光庁では、民間医療保険の加入勧奨のためのチラシ・動画を作成しておりますので、訪日外国人旅行者へのツアー販売等にあたり、ご活用ください。
 

  • 【日本到着後用】

    日本語


    英語


    ○日本語      PDF JPEG

    ○英語       PDF JPEG
    ○中国語・簡体字  PDF JPEG
    ○中国語・繁体字  PDF JPEG
    ○韓国語      PDF JPEG

  • 【出発前用】

    日本語


    英語

    保険加入勧奨チラシ(簡体字)PDFイメージ


    ○日本語      PDF JPEG
    ○英語       PDF JPEG
    ○中国語・簡体字  PDF JPEG
    ○中国語・繁体字  PDF JPEG
    ○韓国語      PDF JPEG

 
英語(75秒)
  
中国語・簡体字(75秒)
 




 
中国語・繁体字(75秒)
  
韓国語(75秒)
 


※医療費不払いの経歴がある外国人は、以降の日本への入国を拒否される可能性がありますのでご注意ください。

訪日外国人受診者による医療費不払いの発生防止

 厚生労働省において、外国人患者受入医療コーディネーター等の専門家がいない医療機関でも、受診時の適切な説明を実施し、医療費不払いの発生防止に取り組んでいただけるよう、医療機関の受付窓口で活用できる簡易資料を作成されています。各医療機関での不払い発生対策にお役立てください。

インバウンド安全・安心対策推進事業

 インバウンドの本格的な回復により、訪日外国人旅行者が災害に遭うケースも想定されるとともに、医療機関を受診するケースも増加することが想定されるところ、観光施設等における非常時等の対応や医療機関の訪日外国人旅行者への対応の強化を図ることで、安全・安心な訪日旅行環境を整備し、滞在時間の増加や消費拡大を図ります。

観光政策・制度

このページに関するお問い合わせ

観光庁 国際観光部参事官(外客受入)
電話:03-5253-8972