Q&A
これまでの固定化回避検討会の検討状況について教えてください
2024年12月に開催した第6回検討会では、これまでの検討で選定された2つの飛行方式について、2本の滑走路での同時運用に係る安全性を検証した結果、GPSを用いて精度の高い曲線進入を行うRNP-AR方式が技術的に採用可能な方式であることが示されましたが、一方でRNP-AR方式を導入するにあたっては、以下の課題があることを確認しました。 ・RNP-AR方式に未対応の機材があり直ちに導入することは困難。 ・2024年1月に羽田空港で発生した衝突事故を踏まえ、運用の大きな変更や更なる複雑化は慎重に行うべき。 ・RNP-AR方式を導入したとしても、新たな経路は市街地上空を通過することから、ルート案の検討については慎重な対応が必要。 上記を踏まえ、次の事項について調査・検討を実施する等、引き続き、地域の皆様の負担軽減に取り組んでまいります。 1. RNP-AR方式に対応可能な機材の導入状況のフォローアップ 2. 2024年1月に羽田空港で発生した衝突事故への対策実施状況の共有 3. 更なる騒音負担軽減や海上ルートの実現に資する方策について国際動向等を踏まえた調査・研究の実施