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ニューズレター「新時代」 第14号(平成12年8月)

国会の動き

衆議院

6月25日に投票が行われた衆議院議員選挙を受け、7月5日の衆議院国会等の移転に関する特別委員会において、肥田美代子(ひだ・みよこ)委員長が新たに選任されました。

参議院

7月4日の参議院国会等の移転に関する特別委員会において、前川忠夫(まえかわ・ただお)委員長が再任されました。

首都機能移転の環境に関する研究会を設置しました

国土庁では、今年度、首都機能の移転先である新都市について、環境面からの検討を行うため、環境及び都市計画分野に関する専門家からなる「首都機能移転の環境に関する研究会」(座長:井手久登東京大学名誉教授)を設置し、6月26日、第1回研究会を開催しました。なお、検討にあたっては、戦略的環境アセスメントに関する検討を実施している環境庁の協力を得ながら進める予定です。

検討内容

(1)環境に配慮した新都市の計画手法の検討(戦略的環境アセスメントの視点から)
戦略的環境アセスメントの適用事例と首都機能移転との関係の整理
国民の計画への関与の方法、位置付け 等

(2)環境負荷の低減方策の検討(ゼロエミッション型都市の実現方策)
新都市に導入可能な都市インフラの環境負荷面からの特性把握
エネルギー負荷の少ない新都市のあり方等に関する検討 等

(3)自然環境との共生方策の検討
新都市域内における生物多様性の確保の方策
新都市における自然とのふれあい方策の検討 等

今年度末には、これらの検討結果を踏まえ、新都市建設における環境面からの配慮の方策や新都市のあり方についてとりまとめを行う予定です。
なお、研究会の構成、議事概要は、国会・行政の動きよりご覧ください

国土庁では、今年度、首都機能の移転先である新都市について、環境面からの検討を行うため、環境及び都市計画分野に関する専門家からなる「首都機能移転の環境に関する研究会」(座長:井手久登東京大学名誉教授)を設置し、6月26日、第1回研究会を開催しました。なお、検討にあたっては、戦略的環境アセスメントに関する検討を実施している環境庁の協力を得ながら進める予定です。

検討内容

(1)環境に配慮した新都市の計画手法の検討(戦略的環境アセスメントの視点から)
戦略的環境アセスメントの適用事例と首都機能移転との関係の整理
国民の計画への関与の方法、位置付け 等

(2)環境負荷の低減方策の検討(ゼロエミッション型都市の実現方策)
新都市に導入可能な都市インフラの環境負荷面からの特性把握
エネルギー負荷の少ない新都市のあり方等に関する検討 等

(3)自然環境との共生方策の検討
新都市域内における生物多様性の確保の方策
新都市における自然とのふれあい方策の検討 等

今年度末には、これらの検討結果を踏まえ、新都市建設における環境面からの配慮の方策や新都市のあり方についてとりまとめを行う予定です。
なお、研究会の構成、議事概要は、今までの取組よりご覧ください

バーチャル首都機能都市リニューアル

バーチャル首都機能都市のトップ画面「首都機能都市体験システム」の開発にあたっては、ホームページ「バーチャル首都機能都市」を開設し、開発状況に関する情報提供、皆様からの意見・提案の募集を行ってきました。
首都機能都市体験CD-ROM」については、すでに新時代vol.12でご紹介し、販売もされていますが、今回新たに「首都機能都市体験システム・インターネット版」を、ホームページ「バーチャル首都機能都市」に掲載いたしました。

インターネット版体験システムの概要

今回新たに追加したインターネット版は、CD-ROM版を簡易にして概要を紹介したものであり、簡単なマウスの操作により、新都市の主要な地区のイメージを静止画により見ることや、360度の景色をお楽しみいただけます。また静止画ごとにコメントが表示され、施設の説明をご覧いただけます。

インターネット版体験システムの全体構成


トップページ


地区選択マップ

「トップページ」の表示に続き、「地区選択マップ」内の駅(赤い丸で表示)をクリックすると、新都市内を走る鉄道(LRT:Light Rail Transit)により移動することができます。
各駅からは、操作レバーをマウスで操作して街の中を簡単に移動することができ、施設の名称や簡単な説明をご覧になれます。
インターネット版も、CD-ROM版同様、国会議事堂、官庁街、商業業務地区、住宅地区などを疑似体験していただけます。
なお、CD-ROM版では、動画やゲーム的な要素を加え、より多くの場面を楽しみながら体験することができます。


住宅都市駅前


中央公園駅前


国会前広場


ホームページ「バーチャル首都機能都市」では、CD-ROM版のバックストーリーや有識者の方からのご提案についてもご紹介しています。あわせて、皆様からのご意見、ご提案も募集しております。
また、インターネット版については、当面日本語での提供となりますが、引き続き英語版を作成中であり、近日中に提供を予定しております。

各種団体や地方公共団体の参加を得て共同の広報活動を開始しました

ポスターの写真国土庁、地方公共団体及び移転に関して様々な取り組みを行っている22団体は、首都機能移転に関するシンポジウムや移転先候補地見学会などの各種イベントをより多くの方々にお知らせし、国民的な議論を盛り上げていくため、本年7月〜11月、共同で広報活動を行うことといたしました。
「夢、はじまるね。首都機能移転」というキャッチフレーズのもと、ポスター及びリーフレットを幅広く掲示、配布するとともに、ホームページ(http://www.i-ten.net)では最新の情報を提供していく予定です。
是非、各種イベント等に積極的にご参加いただき、一緒に移転について考えてください。

ホームページの画像

首都機能移転に関するいろいろな話をお聞きになりたい方、研究会活動の一環として勉強したい方等がいらっしゃいましたら、皆様からのご依頼を受けて国土庁職員がお伺いし、説明をさせていただきます。申し込みの方法等は下記の通りとなっております。お気軽にご依頼下さい。

  1. 利用方法
    「講師派遣申込書」として、必要事項(希望する講演内容、希望日時、講演場所、聴講対象者、依頼者の連絡先の団体名及び連絡者名・住所・電話番号)を記入し、問い合わせ先までファックス又はEメールにて送付してください。国土庁の担当者が連絡を取り、日時について調整を行います。(内部の手続きのため、申し込みから講演の実施まで1ヶ月程度見てください。)
  2. 経費について
    謝金は頂いておりません。往復の交通費は、場合によって負担していただくことがあります。
  3. 派遣先について
    派遣先は、教育関係機関、市民団体、公益法人、地方公共団体等を基本としています。ただし、聴講者から入場料、講演料を徴収する等の場合は伺えません。聴講人数は、原則20名以上でお願いいたします(なお、当方に来庁していただける場合は少人数でも結構です。)。

トピックス

いろいろな学校で首都機能移転の勉強がされています

織田町立織田中学校の皆さん織田町立織田中学校
6月16日、福井県丹生郡織田町立織田中学校2年生の皆さんが、社会科の授業の一環として、「理想の日本の首都を考えよう」というテーマで、首都機能移転について勉強しました。授業は、8つの班に分かれて、それぞれ事前に作成したポスターを発表し、それに対して他の生徒が質問をしながら理解を深めていくというものでした。国土庁職員とも質問のやりとりをし、活発な意見発表が行われました。

  • 福井県織田町立織田中学校 学習活動の模様

「オンライン講演会」を開催しています

国土庁の首都機能移転ホームページでは、これまで学界、経済界等各界の有識者15名を講師にお招きして講演会を開催していますが、今回新たに3名の講師をお招きしました。是非ご覧下さい。

「オンライン講演会」へ

<6月>
佐々木 克 氏 (京都大学 教授)
テーマ:『首都機能移転問題と「東京遷都」』

佐伯 啓思 氏 (京都大学大学院 教授)
テーマ:『首都機能移転問題を日本のアイデンティティ確認の契機に』

<7月>
林 昌二 氏 (建築家・株式会社日建設計名誉顧問)
テーマ:『国会移転は必要。東京のためにも』

皆様からの投稿を募集しています

本ニューズレターでは、今後、首都機能移転について、皆様からのご意見、報告等を広く情報発信します。このため、投稿記事、論文、作成された図面等を募集いたします。
なお、分量は、ページ数の都合で最大A4版で1枚程度までとさせていただきます。詳しい規程については、下の連絡先までお問い合わせ下さい。
皆様からの積極的なご投稿をお待ちしております。

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