東日本大震災は我が国の歴史上、最大級の地震津波災害でした。私たちも、その厳しさを目のあたりにし、それを学びました。それを忘れずに今後の防災に役立てなければなりません。本来、海は豊かな場所であり、沿岸の町の活力の源でもありました。もちろん、人々の命を守ることが最も大切ですが、人々の生活や活力を守ることも大切です。ただし、豊かな海との共生を考えた地震・津波防災は簡単ではありません。多くの人々の知恵と新しい技術が必要です。
今回の国際沿岸防災ワークショップでは「豊かな海との共生を考えた地震・津波防災に向けて」をテーマに、主催者だけでなく皆さんと共に考える契機としたいと思います。
すなわちワークショップでは、東日本大震災の発生から1年が経過しようとしていることを踏まえ、海や沿岸域に関係する研究者が集まり、関連する研究成果を発表します。現地調査や解析などを通じて、明らかになってきた被災メカニズムや、今後の防災施設のあり方、地震・津波の観測体制のありなどについて議論します。特に、豊かな海との共生という観点に立って、沿岸域の人々の命だけでなく生活を守るという立場から、これからの地震津波防災を議論していきたいと思います。
記
1.開催日時 平成24年2月24日(金) 10:20~18:30(受付10:00~)
2.開催場所 よみうりホール(〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
3.参加費 無料
4.申込方法 (独)港湾空港技術研究所ホームページ(
http://www.pari.go.jp/)をご覧ください。
5.主催 (独)港湾空港技術研究所、(独)水産総合研究センター、(独)海洋研究開発機構、 国土交通省港湾局、国土交通省国土技術政策総合研究所、(財)沿岸技術研究センター
6.内容(プログラム(案)は
こちら)
(※プログラムは変更になる可能性があります。最新情報は(独)港湾空港技術研究所ホームページでご確認ください。)
■基調講演(河田惠昭関西大学教授、磯部雅彦東京大学教授)
■講演7テーマ((独)港湾空港技術研究所、(独)海洋研究開発機構、(独)水産総合研究センター、(独)海上災害防止センター、気象庁)
■パネルディスカッション(河田教授、磯部教授、(独)港湾空港技術研究所、(独)海洋研究開発機構、(独)水産総合研究センター、国土技術政策総合研究所)
7.お問い合わせ先 (独)港湾空港技術研究所 企画管理部 企画課
〒239-0826 神奈川県横須賀市長瀬3-1-1 TEL:046-844-5040 FAX:046-844-5072 E-mail:
kikaku@ipc.pari.go.jp
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