我が国の港湾は、CO2排出量の約6割を占める発電、鉄鋼、化学工業等の多くが立地する臨海部産業の拠点、エネルギーの一大消費拠点です。現在はこれらの産業で利用される化石燃料等が港湾を利用して輸入されていますが、今後は化石燃料に代わる脱炭素エネルギーに転換していくことが想定されます。水素・燃料アンモニア等の活用等によるCO2削減の余地が大きい港湾地域において、脱炭素化に向けた先導的な取組を集中的に行うことは、我が国の2050年カーボンニュートラルの実現に効果的・効率的であると考えられます。
そこで、国土交通省港湾局では、水素・燃料アンモニア等の大量・安定・安価な輸入・貯蔵等を可能とする受入環境の整備や、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化、集積する臨海部産業との連携等を通じてカーボンニュートラルポート(CNP)を形成し、我が国全体の脱炭素社会の実現に貢献することとしています。
「カーボンニュートラルポート」って何?【国土交通省 港チャンネル】
(https://youtu.be/pmG8-aZvAW8)
開催状況
カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた施策の方向性とCNP形成計画策定マニュアルをまとめました
~CNP形成に向けた取組が本格的にスタート~(令和3年12月24日(金)) 報道発表資料
・ カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた施策の方向性(PDF)
・「カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画」策定マニュアル(初版)
-本体(PDF)
-CNP形成に資する取組事例集(PDF)
-関係法令等(PDF)
-CNP形成計画イメージ(PDF)