令和3年8月に発生した海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」の噴火により、令和3年10月末には鹿児島県及び沖縄県の複数の港湾・漁港において軽石の漂流・漂着が確認されました。これにより離島航路や漁船等の船舶の航行が困難となるなど、人流、物流への支障も発生しています。
このため、国土交通省港湾局では、水産庁と連携して、関係団体や研究機関の協力を得つつ、軽石が漂着した際に対処可能な技術を早急に取りまとめるため、令和3年11月5日に「漂流軽石回収技術検討ワーキンググループ」を設置し、各港湾・漁港における回収実積や国が実施した軽石回収技術の実証結果、研究機関や関係団体による検討等によって得られた知見に基づく漂流軽石の効果的な回収技術について整理、検討を行いました。
■第1回 (令和3年11月5日)
○議事概要
○配布資料
■第2回 (令和3年11月16日)
○議事概要
○配布資料
■中間取りまとめ(令和3年11月16日)
○漂流軽石の回収技術に関する中間取りまとめ
■第3回 (令和3年11月26日)
○議事概要
○配布資料
■取りまとめ(令和3年11月30日)
○漂流軽石の回収技術に関する取りまとめ
(参考)船舶に関する軽石対策については下記の資料をご参照ください。
○軽石被害防止に向けた安全運航のポイント・対策事例集の公表
(参考)オイルフェンス等の調達についてはウオーターフロント協会が開設した「軽石対策の相談窓口」をご参照ください。
○「軽石対策の相談窓口」(一般社団法人ウオーターフロント協会のホームページにリンクします。)
軽石回収に関する技術・アイデアの募集については、多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。
この「漂流軽石回収に関する技術・アイデア集」(以下「本資料」といいます。)は、本ワーキンググループにおける議論を踏まえ、民間事業者や団体が有する様々な技術やアイデアを募集し、多様な条件に応じた効果的な回収技術を確保するために取りまとめたものです。
本資料は、港湾管理者・漁港管理者等の軽石回収に携わる方(以下「回収関係者」といいます。)が軽石回収を実施するにあたって参照することが出来る「技術カタログ」として活用されることを想定しております。
なお、今回は軽石回収対策に万全を期するための実効性の高い技術やアイデアについて民間事業者又は団体を対象として募集させて頂いたため、これに該当しない案件につきましては、誠に勝手ながら掲載を見送らせて頂きましたのでご理解の程よろしくお願いいたします。
【留意事項】
(1)本資料は、提案者からご提案頂いた内容をそのまま掲載したものです。本資料に記載された内容について、国土交通省港湾局、水産庁及び本ワーキンググループ(以下「編集者」といいます。)がその性能や有効性を保証するものではありません。回収関係者におかれましては、自らの責任において本資料の活用をご検討頂きますようお願いいたします。
(2)編集者においては、内容に関するお問い合わせをお受けできませんので、提案者に直接ご連絡頂きますようお願いします。また、本資料の記載内容に関する仲介・斡旋等の行為も一切行いません。
(3)本資料の公表後、記載内容に瑕疵があることが判明した場合、提案者からの申し入れの有無にかかわらず編集者の判断で掲載を取りやめることがあります。
(4)本資料の個々の内容については提案者の責任で公表しており、本資料の内容に関連して損害、紛争等が生じた場合でも、編集者は一切の責任を負いません。
○漂流軽石回収に関する技術・アイデア集