○概要
港湾の堤外地等において高潮による浸水被害が発生すると、我が国の港湾物流ネットワークや立地企業の生産活動が大きく停滞する可能性があることから、「港湾の堤外地等における高潮リスク低減方策ガイドライン」を平成30年3月に策定し、港湾の堤外地等における高潮対策を推進することとしたところです。
今般、平成30年の台風21号により、神戸港六甲アイランドのコンテナターミナル等が高潮により浸水し、コンテナの航路・泊地への流出や荷役機械等の電気系設備等の故障により、神戸港の港湾機能が著しく低下する等、近畿地方の港湾が大きな被害を受けました。
このため、近畿地方整備局において、「大阪湾港湾等における高潮対策検討委員会」を平成30年9月19日に設置し、被害の把握、現象の解明、事前防災行動の課題の整理とともに、必要なハード・ソフト対策について検討を開始しております。
あわせて、全国的な視点での対策の充実や技術的な検討が必要となることから、「港湾における高潮リスク低減方策検討委員会」を開催し、検討結果については「港湾の堤外地等における高潮リスク低減方策ガイドライン」等への反映を行う予定です。
○開催状況
第1回(平成30年10月26日) 議事概要
第2回(平成30年11月 7日) 議事概要
第3回(平成30年12月 7日) 議事概要
第4回(平成31年 2月 4日) 議事概要
第5回(平成31年 3月 5日) 議事概要
○港湾の堤外地等における高潮リスク低減方策ガイドライン(改訂版)
検討した高潮対策の概要
港湾の堤外地等における高潮リスク低減方策ガイドライン(改訂版)(本文)