海事

モバイルバッテリー等の電気製品からの発火に関する注意喚起

 最近、電車内や航空機内において、モバイルバッテリー等の電気製品が発火する事案が相次いで発生しているところ、旅客船も同様の事態が発生することが考えられますので、モバイルバッテリー等の電気製品を使用、持ち運ぶ際には十分にご注意ください。

 特に、破損・膨張などの異常がある場合や、衝撃を与えてしまった場合には使用しないこと、熱くなる場所には放置しないことにご留意いただくとともに、お手持ちの製品のリコール情報にもお気を付けいただきますようお願いいたします。

 もし発火した場合や、それを見かけた場合には、安全を確保するためその場を離れ(できれば周りの方に避難するよう呼びかけてください)、近くの乗組員に速やかに伝え、可能であれば海上保安庁への連絡(118番)をしてください。

 なお、旅客船事業者におかれましては、掲示物や船内アナウンス等で注意喚起をするようご協力をお願いいたします。

 【アナウンス例】
 モバイルバッテリーやハンディファンなどの電気製品による発火事故が増えています。
 落としたり、高温となる場所に置いたりしないよう、ご注意ください。
 万が一、発火や発煙を見かけた場合は、落ち着いて安全を確保し、速やかに乗組員にお知らせください。

<ご参考:モバイルバッテリー使用時の注意等について>
●独立行政法人 製品評価技術基盤機構
Vol.481 7月22号「リチウムイオン電池搭載製品の事故」
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2025fy/vol481_250722.html

●消防庁
リチウムイオン蓄電池からの火災に対する注意喚起について(R6.9.9付け事務連絡)
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/20240909jimurenraku.pdf

<ご参考:製品リコール情報について>
●経済産業省
リコール情報:製品安全ガイド
https://www.meti.go.jp/product_safety/recall/denki_5.html
 

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