これまで下水道業界と接点が少ない「異業種」の企業が有する技術との連携により新たな技術開発を推進するため、下水道界と異業種企業とのマッチングイベントを開催し、下水道の新たな課題解決・付加価値創造に向けた議論が行われました。 |
令和2年度に引き続き、第5回下水道スタートアップチャレンジが開催されました。
「脱炭素社会実現に向けた下水道資源の活用」をテーマに今回は、下水道資源を活用した脱炭素社会に向けた新しいサービスや、脱炭素社会を実現するために求められる新技術について議論しました。
下水道部としては、議論の内容を下水道応用研究のテーマ選定や、施策立案の参考にする予定です。また、今後も継続的に取り組んで行く予定です。
1.概要
日 時:令和3年8月18日(金) 9時から12時
形 式:ストリーミング動画配信
参加者:参加申し込み323 名(最高同時視聴者数244 名)
(下水道関連企業201 名、異業種企業53 名、省庁自治体等37 名、その他32名)
2.プログラム
■ 開会挨拶(国土交通省)
■ 意見交換会の趣旨説明(三菱総合研究所)
■ オープンイノベーション
・IT業界から下水道界を見て、感じたこと(ユニアデックス)
・下水道事業の概要と下水道資源の活用事例とポテンシャル(大阪市)
■ アイデア・ピッチ
<登壇者9名>
・微細藻類を用いた下水道浄化とバイオマスの利用について(アルガルバイオ)
・珪藻と下水処理場のコラボによるCO2の有用物質への変換工場(兵庫県立大)
・CircuLite:下水汚泥焼却灰から吸着材、抗菌材等にリサイクル(AC Biode)
・下水道終末処理場の資源・資産活用による地域循環共生圏の構築(秋田県)
・無限軌道型小型水力発電機の利用促進(プラント機工)
・C NEUTRAL 2050 design(マイクロ波化学)
・IoT水質センサー・魚体サイズ推定システムについて(アイエンター)
・ゲーミフィケーションを活用した一般市民によるインフラデータの収集と人工知能を
組み合わせた脱炭素社会実現のための“ものさし”づくり( Whole Earth Foundation)
・脱炭素に向けた第一歩:下水道施設におけるデータのインフラ形成( OSIsoft Japan)
■ 閉会挨拶(国土交通省)
〇当日の資料は
コチラ
○当日の配信画面

オープニング・スピーチの様子

アイデア・ピッチの様子
(過去の開催概要)
令和元年度 下水道スタートアップチャレンジ(第1回、第2回)
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000657.html
令和2年度 下水道スタートアップチャレンジ(第3回)
http://www1.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000693.html
令和2年度 下水道スタートアップチャレンジ(第4回)
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000695.html