
利根川東村堤防決壊による浸水区域図
昭和22年洪水氾濫実績と現況氾濫計算
洪 水 | 昭和22年実績 | 現況氾濫計算 |
破堤地点 | 134.4km(右岸) | 134.4km(右岸) |
地 形 | 昭和22年当時 | 現 況 |
浸水区域内人口 | 約60万人 (昭和22年当時) | 約210万人 (平成4年推定) |
被 害 額 (一般資産+農産物等) | 約70億円 | 約15兆円 (平成4年推定) |
昭和22年9月のカスリン台風により、利根川は埼玉県東村(現大利根町)で破堤。濁流は東京都区部にまで及び大惨事になった。近年たまたま大洪水は発生していないが、もし同様の事態が生じれば、当時とは比べものとならない被害が発生。
|
堤防天端から越水するような大洪水時に破堤が生じるか否かで被害規模はこれほど違う。

|
|

|
破堤(右岸156km)した場合 |
|
越水のみ(右岸154kmから164km)の場合 |
| 0.0 < H < 0.5 |
| 2.0 < H < 3.0 |
| 0.5 < H < 1.0 |
| 3.0 < H |
| 1.0 < H < 2.0 |
|
| 破堤 | 越水のみ |
氾濫面積(km2) | 696 | 56 |
被災人口(千人) | 2,192 | 62 |
浸水戸数(千戸) | 712 | 17 |
※人口のデータ等は、平成2年度の国勢調査等を使用している。