ホーム >> 政策・仕事  >> 河川トップ  >> 予算

河川局

I.平成12年度河川局関係予算の概要

III.重 点 事 項



ロ.環境・情報通信・街づくり等経済新生特別枠関連


 民間投資を誘発する事業を優先的に実施することにより、21世紀を見据えた経済発 展基盤となる社会資本の整備を推進する。


(1)環 境

【国費 43,656百万円(うち、特別枠:2,980百万円)】


 1)安全な飲料水確保等のための緊急水質改善対策

[国費 10,137百万円(うち、特別枠:644百万円]

     汚濁が著しく、植物プランクトンの異常発生等により水道水質基準の確保が困難となっている箇所について、安全できれいな水の確保を図るため、関係機関と連携し緊急的に浄化対策を実施する。
     経済新生特別枠により、約20箇所の整備を促進。

 2)生態系保全等水環境改善対策

[国費 33,520百万円(うち特別枠:2,336百万円)]

     生態系の保全等を図るため、関係機関と連携し良好な水辺環境を整備・保全するとともに、砂防事業と海岸事業等が連携して行う海岸侵食対策のための養浜等により、自然な土砂の流れを活かした整備を実施する。
     経済新生特別枠により、約30箇所の整備を促進。




(2)情報通信

【国費 5,532百万円(うち、特別枠:459百万円)】


 1)水辺の情報空間
  (民間開放型河川等管理用光ファイバ収容空間)の整備

[国費 5,532百万円(うち特別枠:459百万円)]

     災害時及び平常時において河川等管理施設の常時監視及び遠隔操作等、施設管理の高度化・効率化を図るため光ファイバネットワークを整備し、管路の民間通信事業者等への開放を郵政省と連携をとりながら推進する。
     経済新生特別枠により、約20箇所の整備を促進。




(3)街づくり

【国費 74,903百万円(うち特別枠:5,487百万円】


 1)中心市街地活性化河川等空間整備

[国費 52,765百万円(うち特別枠:4,492百万円)]

     スーパー堤防整備事業をはじめ、住宅・宅地整備との一体的な河川整備等を行うことにより、安全で良好な河川空間等を創出し、沿川における土地の有効・高度化利用を可能とするとともに、中心市街地における再開発等と一体的に実施する河川等事業を実施し、市民生活の核となる良好な水辺空間を形成することにより、民間投資を誘発する。また、関係機関と連携して、より一層の整備効果の向上を図る。
     経済新生特別枠により、約80箇所の整備を促進。

 2)地域活性化のための緊急水資源等開発

[国費 22,138百万円(うち、特別枠:995百万円]

     水供給の不安定な地域において工業団地等の民間進出を促進させる水資源開発を実施するとともに、主として良好な水面(貯水池)を前提とした観光施設(レストラン、スポーツ施設等)などの新たな投資を誘発させるダム事業を実施。
     経済新生特別枠により、10事業の整備を促進。





Copyright© 2007 MLIT Japan. All Rights Reserved.

国土交通省 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3

アクセス・地図(代表電話)03-5253-8111