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河川局


河川GISについて



○目的

 近年、河川事業においては、治水・利水・環境を含む総合的な観点に立った施策の立案や事業効果の分析、事業推進に際しての合意形成システムの改善及び情報の明示、効率的な事業実施などが強く求められている。これらを実現するためには、広範で大量の情報を合理的に整理・分析する必要があることから、今後情報の収集・管理技術をいかに導入・促進していくかがきわめて緊急かつ重要な課題になっている。

 一方、 河川に関わる情報は、そのほとんどが「位置」を持つ「空間データ」であることから、それを効率的に管理するGISを導入することが有効である。さらに、GISを利用することにより、多くの情報を自由に比較・分析したり、その結果を客観的に示すことなどが容易にできるようになり、今後河川事業に求められる総合的な評価や論理的な事業説明のための強力な手段を提供することが可能になる。

 このため、河川に関する空間データ及びこれを処理・利用するためのシステムを整備し、業務実施の基幹システムのひとつとして利用を促進することにより、今後増大する総合化、透明化、効率化などの様なニーズへの的確な対応に資することを目指すものである。

河川GISのシステム構成イメージ図
河川GISのシステム構成イメージ図


河川基盤地図データについて

[河川基盤地図ガイドライン(案)第2.1版]

 このガイドラインは、河川基盤地図データ作成作業における基図データの計測、 構造化編集等の作業方法等を定めることにより、成果品等の規格を統一するとともに必要な精度を確保することを目的としており、国土交通省の河川事業で標準の地図フォーマットとして今後利用されるものです。

河川基盤地図データ 基図データ 背景データ 基図データのうち、地図らしく見せるために必要な最低限のデータ
基図データ 河川として標準的に整備すべき地図データ
多くの用途に利用できる基盤的データ
基本主題データ 共通利用頻度が大の主題データ
その他地図データ 主題データ 河川部門業務ごとに発生する地図データ
背景図データ 詳細地形をバックに欲しい場合に整備する背景データ
地理情報データ 標準的に利用できる既整備の地理情報



河川基幹データベースシステム標準仕様(案)第2.1版

 河川管理をより有効かつ効率的に実施していくために、 河川基盤地図及び基幹業務支援のデータベース群や、これらを利用するためのアプリケーション等の情報基盤の整備を進めることが必要である。
 本仕様(案)は、基幹業務支援のデータベース群や各種アプリケーションを有効かつ効率的に開発及び運用していくときのガイドとなる、標準仕様を示したものである。



河川環境データベース標準仕様(案)

 本標準仕様(案)は河川環境に係る情報の蓄積、利活用等に関するネットワーク、データベース、ハードウェア・ソフトウェアの標準仕様を示したものである。



河川環境情報地図ガイドライン(案)

 本ガイドライン(案)は河川環境情報地図に関するデータの規格を統一するとともに必要な精度を確保するため、データの計測、構造化編集等の作業方法等を示したものである。



流域地盤環境データ作成のガイドライン

 このガイドラインは、流域地盤環境データ作成作業におけるデータの計測、構造化編集等の作業方法等を定めることにより、成果品等の規格を統一すると共に必要な精度を確保することを目的とする。


○ダウンロード



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