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河川局

(2)活動事例等の紹介

 (各説明者の方々に作成いただいた資料)



NPO活動から見えてきたもの


特定非営利活動法人水環境ネット東北
専務理事 高橋万里子

 1993年、全国水環境交流会の結成に足を引っ張らずに手を引き合いながら、これまでの枠組を超えたところで、流れながら考え行動しましょう。という魅力あふれるお誘いにふらふらと足をとられ深みにはまってしまいました。水環境を全国規模で考えることは勿論の事。しかし、足元を考えることはもっと大切。そこで、東北ブロックでも産・官・学・野のさまざまな複合的な「ひと」たちとの情報交換の場づくりをしようという事で『水環境ネット東北』を立上げました。多くの「ひと」たちの参画に助けられ毎年東北各県を会場に≪東北水環境交流会≫を開催する事が出来ました。そして、活動の継続性と責任ある社会提案を目指し1999年10月1日、特定非営利活動法人水環境ネット東北を設立しました。この、6〜7年の活動の中から、日頃感じている事を少し述べさせていただきたいと思います。

1.月並みな言葉ですが、「百聞は一見に如かず」。
 自分の目で見てみましょう。体験しましょう。参加しましょう。市民活動の構成員になりましょう。自分の感性に聞いてみましょう。

2.全幅の信頼を寄せ合いましょう。
 ひととひとの交流です。立場はあくまでも立場です。水環境問題は、だれにでも根源的命の問題です。

3.情報公開を進めませんか。
 「市民との川づくり」事業という言葉を聞きます。歴史的経緯からも情報の集積は、圧倒的に事業者側です。パートナーシップをどう組んだらいいのでしょうか。
 正・負の情報を、的確に判断できる市民になりたいと考えています。

4.NPOは非営利組織ですが、スタッフには正当な報酬が支払われます。
 組織を維持するための運営資金も必要です。いま、NPOは流行だからとか、安上がりだからとか安直なお考えでNPOを活用してみたいとは思わないでださい。

5.NPO法はまだまだ不完全な法律です。
 税法面での特典がなにもありません。より民主的な社会の確立のためにも、市民セクターを強め、しっかりと社会の一翼をになえるよう、法整備にお力お貸し下さい。自立した、自己責任の社会を模索したいと思っています。


(配布資料)

 ・水環境ネット東北(リーフレット)及び訂正紙
 ・みずねっと(水環境ネット東北の広報紙)


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