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河川局

市民団体の積極的な参加を
    
山梨県猛禽類研究会会長        
                やまなし淡水魚研究会会員  青木 進

活動の背景
 野生動物のほとんど(陸生ほ乳類・鳥類・両生は虫類・魚類)は、河川なしでは生存することすらできません。また、河川に生活している動物は魚類や水生昆虫のみならず、様々な野生動物が生活したり、あるいは、渡り鳥の休息場所・越冬場所・大雪時の避難場所として利用するなど野生動物にとっては、かけがえのない環境の一つとなっております。特に河川敷や河畔林の生態系などは未解明な部分がたくさんあります。
最近ようやく水質保全や魚類・水生昆虫の保護に配慮された護岸工事などが進められておりますが、魚類・水生昆虫だけが河川の住人ではありませんので、正確な生態調査と評価を行い、有益的な利活用に努めることが肝要だと思います。

活動の概要
 私は、猛禽類、淡水魚を中心に、哺乳類、昆虫類も含め野生動物全般について調査・研究活動を行っております。
 勉強会も行っておりましたが、現在では専ら現地において生態等の調査活動を行っています。

市民団体の参加
 河川敷や河畔林は我々人間にとっても、飲料水・工業用水・治山治水・レクリエーションの場・教育の場など様々な方面で有益的に利用されております。この有益的な利用の方法については、これを拒むものではありませんが、環境保全に配慮されたものとは考えられないものもたくさん見受けられます。
 したがって
  • 生態系等に関する調査及び評価を正確に行うには、普段からこのような活動に従事している市民団体等と一緒になって進めていくことが有効な手段であると考えます。
  • 河川敷等をレクリエーションや教育の場として利用する市民団体との話し合いの場を設け、河川敷等の利用のあり方を探ることが必要であると考えます。


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