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河川局


3.市民団体等との連携のあり方

(1)市民団体等の特徴

   市民団体等との連携の具体的内容を検討するにあたり踏まえておくべき市民団体等の特徴について、現時点では以下のようなものが指摘されている。ただし当然のことながら、市民団体等は活動目的、活動状況及び団体規模等の面において多種多様であり、以下のような特徴を必ずしも全ての市民団体等が有している訳ではなく、また個々の市民団体等が全てを有している訳でもない。

1)一般的な特徴

  ・自主的な集まり
 自主的な集まりであるがゆえに、外的要因に束縛されない自由な活動が可能であり、先駆的、実験的取り組みが行いやすい。一方、活動に必ずしも継続性があるというわけではないという側面もある。

・共通の分野に興味・関心のある人々の集まり
 共通の分野に興味・関心のある人々が集まっているため、その活動分野に関する豊富な知識を有していることもあるが、それゆえ、特定の視点からの河川へのアプローチが中心になりがちでもある。

・既存の枠組みにとらわれない自由なネットワーク
   地域の隔たりや分野の違いはあっても、共通の目的を有することにより、広範な地域、分野にまたがった自由なネットワークが形成され易い。


  2)地域住民により構成されている場合の特徴

・地域固有の情報に精通
   活動地域における土地勘や、特定の活動現場に関する現況や変遷等の豊富な固有の知識及び地域の自然、歴史、風土、文化等に関する専門的分野の豊富な知識を有していることがある。

  ・日常生活や河川利用の面からの視点
   日常生活や河川利用の面からの視点を有しており、河川行政(以下、単に「行政」と呼ぶ。)とは異なった観点からの問題意識を有している場合が多い。

  ・地域に開かれた組織
   地域のきめ細かいニーズをより的確に把握することができるほか、活動そのものに対し地域の他の人々が参加しやすいという柔軟な性格を有していることが多い。


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