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河川局

水害対策を考える


目次第3章 水害・土砂災害の発生要因と社会構造の変化 > 3-4 高齢化と地域社会の希薄化

3-4-1 危惧される危機意識低下

水害防備林(茨城県久慈川)

戦後の治水工事の進展により大規模な災害の発生は顕著な減少を見た反面、周辺住民の水害・土砂災害に対する危機感も減少。しかしながら、整備された施設(堤防)の能力を上回る降雨量の発生は不可避であり、この間に増大した人口や資産の状況を考え合わせると、一旦災害が発生した際には甚大なものになる。
かつて人々は、地域の特性を生かした様々な知恵を働かせ、被害を最小限にする努力を続けた。水害の多発地帯では、今も水害との闘いで生み出された水防の知恵が随所に残る。災害に対する備えや、このための危機意識の保持が今こそ求められている。


水害防備林(茨城県久慈川)


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