湿原保全の調査・検討を行う学識経験者を中心とした「釧路湿原の河川環境保全に関する検討委員会」で、広く一般の方々の意見も伺いながら、湿原の保全、管理の進め方について検討しています。この委員会は、平成11年9月20日に発足し、現在まで3回開催しました。
上記委員会の指導のもと湛水試験や直線河道の蛇行化、河畔林を活用した土砂対策や沈砂池の設置等について調査研究を進め、実験的な対策を実施していきます。また、専門的な問題について詳細に検討するため、5つの小委員会を開催しています。今回指定された河川区域の具体的な行為制限についても、これら委員会において検討する予定です。
この他、湿原保全の啓発活動の一環として、観察活動や学習活動などの川レンジャー活動を推進します。 |
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