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参考資料−3
団体No3 |
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■プロフィール |
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団体名:横添ふるさと会 |
(よこぞえふるさとかい) |
代表者:小長谷 康逸(コナガヤ コウイツ)〔会長〕 |
会員数:41名 |
発足:平成5年3月26日 |
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■推薦団体 静岡県 |
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■推薦理由 表彰基準(4) |
■功績概要 |
横添ふるさと会は、つたの細道・木和田川(キワダガワ)の砂防堰堤をはじめとする岡部町横添地区に存在する歴史的建造物の保存と維持管理を通じ地域の歴史を伝承するとともに、歴史的建造物の活用と自然との調和による地域づくりを行っている地域有志の会である。
木和田川には、明治45年から大正3年にかけ8基の石張り(兜)堰堤が建設されている。
工事は、荒れた川原に大石を台形に積み上げるというもので、デ・レーケが日本に伝えた工法で、90年近くたった現在でも当時の姿のままでその機能を発揮している、歴史的価値を有する砂防施設である。
横添ふるさと会は、平成5年3月に発足して以来、会員相互の理解や努力により、木和田の砂防施設をはじめ周辺施設の美化・清掃等、施設の維持管理に努めるとともに、平成7年度からは、「木和田川砂防学習ゾーンモデル事業計画策定研究会」へ参加し、木和田川に現存する石張砂防堰堤の保存と周辺整備計画の計画立案を行政と協働して行うとともに砂防施設の整備にも率先して参画し、完成後も砂防学習ゾーン施設を含め広範に亘る施設の美化清掃・維持管理に努めている。
また、砂防施設や周辺施設の美化清掃・維持管理活動のみならず、木和田川砂防工事の工事記録の掘り起しと資料の展示、「つたの細道みどりまつり」の開催、来訪者の記録を綴った「つたの細道ふれあい記録」の発刊(毎年発刊)、木和田川へのホタルの幼虫放流(毎年)など、幅広く活動しており、歴史的砂防構造物の美化・維持管理を通じ、地域の歴史文化の保存・伝承に大きな成果をあげており、その功績は誠に大きいものがある。
注)「つたの細道」は宇津之谷越えの最も古い道で、伊勢物語以来人が歌を詠む山道として広く知られている。 |
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■資料写真等 |
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砂防学習ゾーンのイラストマップ |
砂防施設内での清掃作業 |
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