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参考資料−3
団体No4 |
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■プロフィール |
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団体名:田倉川と暮らしの会 |
(たくらがわとくらしのかい) |
代表者:伊藤 喜右衛門(イトウ キヨモン) |
会員数:47名 |
発足:平成9年7月27日 |
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■推薦団体 福井県 |
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■推薦理由 表彰基準(2)(4) |
■功績概要 |
九頭竜川(クズリュウガワ)水系日野川(ヒノガワ)の支流田倉川に注ぐ赤谷川(アカタニガワ)は福井県の砂防事業第1期工事として明治33年ごろに作られた7つの石積み堰堤と2つの土づくり堰堤であり貴重な歴史遺産である。
田倉川と暮らしの会」は、これらの自然の景観に溶け込んでいる美しい歴史遺産から、先人たちの暮らしと川を学ぶことを目的に設立された団体で、田倉川の魅力を発掘し、川づくりを考え、体験し、地域住民と都市住民が豊かな自然の中で交流、共生して行くことを目指してアカタンをまるごと博物館にする活動を行っている。
同会は、平成10年8月、9月の二度にわたり田倉川上流部を調査し、藪に覆われていた9基の砂防堰堤を確認した。その後平成11年7月から砂防堰堤群の雑木伐採、草刈を行い、年2回以上の頻度で、砂防設備および周辺の清掃を行っている。
また、赤谷川を一つの大きなミュージアムととらえ、明治の堰堤群を歴史的な砂防堰堤群遺産として位置付け管理し、独自に標識を作成し設置。更に小中学生の自然学習素材や都市住民との交流の場として下記のようなイベント及びこれまでの活動を紹介した記録誌を発刊することにより、砂防の啓蒙が図られ、その功績は誠に大きいものがある。
・明治の砂防を見学するタイム・アドベンチャー
・沢をトレッキングするリバー・アドベンチャー
・高校生及び高等専門学校生による砂防堰堤現況測量学習、GPS測量実習
・野生動植物の自然観察、炭焼き、農林作業体験、明治27及び28年の土砂災害の説明等
・活動記録誌『〜アカタン砂防100周年〜アカタンまるごとミュージアム』発刊 |
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■資料写真等 |
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同会の1回目の活動記録誌として発刊された「〜アカタン砂防100周年〜アカタンまるごとミュージアム」(H13.5) |
会員による調査活動 |
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