2.調査地点数
調査地点数は5,520地点であった。
うち、一級河川は599地点、その他の河川は4,921地点である。
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図−4 調査地点数の推移
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3.地域別水質階級構成(地域別の水質の状況)
本調査は、調査地点を参加者が任意に選定するため、我が国の河川の状況を正確に代表したものではない。しかし、多数の地点で調査されているため、全国の水質の状況を概括的に知ることができると考えられる。
平成13年度は、全国で水質階級 (きれいな水)と判定された地点が62%、 (すこしきたない水)が21%、 (きたない水)が14%、 (大変きたない水)が4%であった。
(きれいな水)の割合でみると関東、近畿地方は50%未満であったが、北海道、東北、九州地方は70%前後の高い値であった。各地方の一級河川とその他の河川の (きれいな水)の構成比は全般に似通った値となっているが、近畿地方はその他の河川の方が (きれいな水)の構成比が高く、関東地方では逆に一級河川の方が高いなど地域による差も生じている。
また、その他の河川における (きれいな水)の構成比が全国で63%と高いことから、日頃目にすることが多い中小河川にもきれいな水に棲む生物が多く生息していることが分かる。
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※四捨五入による端数処理のため内数の合計が100%にならないことがある。
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図−5 地域別水質階級構成比 |
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